抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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非侵襲的血圧(BP)測定のために,指から誘導されるパルス到着時間(PAT)とパルス通過時間(PTT)が広く研究されている。本研究では,誘導された収縮期タイミング間隔とパルスタイミング測定を用いて,BP測定の実現可能性を調べた。健康なボランティア(N=14,38±13歳)は,深い呼吸試験,持続的な握力試験および修正バルサルバ試験を含むプロトコルを,左胸部に取り付けたパッチセンサーからの連続生理学的測定および参照としての自動オシロメトリックモニターからの断続的BP測定により実施した。単変量BP予測に対する胸部誘導PATおよびPTTの有効性を相関および回帰勾配を用いて評価した。胸部由来収縮期タイミング間隔とパルスタイミング特徴を有する多変量回帰モデルを用いてBPを予測する交差検証性能も評価した。結果は,胸部由来のPATおよびPTTが,それぞれ,自動オシロメトリック収縮期および拡張期BP参照により,中等度の相関(-0.52および-0.31)および回帰勾配(-0.21および-0.14)を有することを示した。一方,パッチセンサ測定を用いた平均血圧(MBP)の予測のための多変量回帰アプローチは,オシロメトリックMBP値と比較して,0.72,平均誤差0.1mmHg,RMSE誤差5.1mmHgの相関を示した。本研究により,健常対照被験者における着用可能なチェスト-Wornパッチセンサを用いたBP測定の実現可能性を実証した。Copyright 2018 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】