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J-GLOBAL ID:201802233716965236   整理番号:18A0352532

ネオアジュバント化学放射線療法で治療した直腸癌における下腸間膜動脈リンパ節転移:発生率,予測および予後への影響【Powered by NICT】

Inferior mesenteric artery lymph node metastasis in rectal cancer treated with neoadjuvant chemoradiotherapy: Incidence, prediction and prognostic impact
著者 (8件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 85-91  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0143A  ISSN: 0748-7983  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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下腸間膜動脈(IMA)リンパ節転移に対するネオアジュバント化学放射線療法(nCRT)の影響を評価し,nCRT後の局所進行直腸癌(LARC)におけるIMAリンパ節転移の予測因子を同定すること。LARCの1167人の患者の傾向スコアマッチングを行った。臨床病理学的予測因子と生存率は単変量および多変量解析を用いて解析した。手術のみと比較して,nCRTはIMAリンパ節転移(マッチングの前に,4.8%対9.1%,P=0.004;マッチング後,4.3%対10.1%,P=0.002)の発生率を減少させた。ロジスティック回帰分析は,分化(OR=5.955, p<0.001)が低く,腹膜反射(OR=3.513, p=0.005)上に位置する腫瘍,および術前CEAレベル≧10ng/ml(OR=4.774, p=0.005)はIMAリンパ節転移と関連していたことを明らかにした。手術6週以上までの時間間隔は,より少ないIMAリンパ節転移(OR=0.274, p=0.009)と関連していた。中央値の40カ月の経過観察では,3年全生存および無病生存率はIMA陽性患者における63.0%と43.1%であった,これはIMA陰性患者における対応する89.0%と82.4%より有意に低かった。Cox回帰分析は,IMAリンパ節転移は,好ましくない3年DFSと独立して関係したことを明らかにした。nCRTはIMA節転移の発生率を減少させた。腹膜反射上に位置する腫瘍,低分化,およびより高い術前CEA値はnCRT後IMAリンパ節転移と関連していた。IMAリンパ節郭清であるIMAリンパ節転移のある種の患者に有利であり,IMAリンパ節転移を予測することができるならば,腫瘍学的利点は改善される可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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消化器の腫よう  ,  腫ようの治療一般 

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