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J-GLOBAL ID:201802233729285876   整理番号:18A1005064

循環プラズマ芽球/形質細胞:IgG4関連疾患に対する潜在的バイオマーカー【JST・京大機械翻訳】

Circulating plasmablasts/plasma cells: a potential biomarker for IgG4-related disease
著者 (11件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 25  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7412A  ISSN: 1478-6362  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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背景:免疫グロブリンG4(IgG4)関連疾患(IgG4-RD)は,多系線維性炎症性疾患である。著者らは以前に,CD19+CD24-CD38~hiを発現する循環細胞集団がIgG4-RD患者で増加していることを報告した。本研究では,この細胞集団が循環プラスマ細胞/形質細胞を代表し,これらのIgG4分泌形質細胞/形質細胞の詳細な表現型と遺伝子発現プロファイルを同定し,このB細胞系譜サブセットがIgG4関連疾患(IgG4-RD)のバイオマーカーであるかどうかを決定することを目的とした。【方法】IgG4-RDを有する合計42人の未治療患者を評価した。CD19+CD24-CD38~hiプラスマ細胞,CD19+CD24+CD38-メモリーB細胞,CD19+CD24~intCD38~intナイーブB細胞,CD19+CD24~hiCD38~hi調節B細胞を含む末梢B細胞サブセットをフローサイトメトリーにより評価し選別した。マイクロアレイ分析を用いて,循環B細胞系譜サブセットの遺伝子発現を測定した。CD19+CD24-CD38~hi形質細胞/形質細胞のさらなる特性化を,フローサイトメトリー分析により,CD27,CD95およびヒト白血球抗原(HLA)-DRを含む付加的な表面マーカーを評価することにより行った。さらに,種々のB細胞系譜サブセットをin vitroで培養し,IgG4濃度をサイトメトリービーズアレイにより測定した。【結果】IgG4-RDを有する未治療患者において,末梢CD19+CD24-CD38~hi血漿芽細胞/血漿細胞サブセットは増加し,血清IgG4レベル,関与する器官の数,およびIgG4関連疾患応答指数と正の相関があった。それはグルココルチコイド処理後に減少した。遺伝子発現プロファイリングによる形質芽細胞/形質細胞集団の特性化により,Xボックス結合蛋白質1とIFN調節因子4のより高い発現を伴う典型的な形質芽細胞/形質細胞の特徴が証明されたが,対ボックス遺伝子5とB細胞リンパ腫6蛋白質の発現はより低かった。加えて,CD27,CD95およびHLA-DRは,IgG4-RDを有する患者からCD19+CD24-CD38~hi形質細胞/血漿細胞上で高度に発現した。さらに,CD19+CD24-CD38-CD38~hi形質細胞/形質細胞は,他のB細胞集団より多くのIgG4を分泌した。【結論】CD19+CD24-CD38-hiプラスマ芽細胞/血漿細胞の循環は,活性IgG4-RDにおいて上昇し,グルココルチコイド治療後に減少した。このIgG4分泌形質細胞/形質細胞集団は,治療に対する反応を診断し評価するための潜在的に有用なバイオマーカーである可能性がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  免疫反応一般  ,  消化器の疾患 
引用文献 (39件):
  • Lancet; IgG4-related disease; T Kamisawa, Y Zen, S Pillai, JH Stone; 385; 9976; 2015; 1460-71; 10.1016/S0140-6736(14)60720-0; CR1;
  • JOP; IgG4-related disease; H Umehara, M Kawano; 16; 2; 2015; 217; CR2;
  • Annu Rev Pathol.; IgG4-related disease; VS Mahajan, H Mattoo, V Deshpande, SS Pillai, JH Stone; 9; 2014; 315-47; 10.1146/annurev-pathol-012513-104708; CR3;
  • Arthritis Rheumatol; IgG4-related disease: clinical and laboratory features in one hundred twenty-five patients; ZS Wallace, V Deshpande, H Mattoo, VS Mahajan, M Kulikova, S Pillai; 67; 9; 2015; 2466-75; 10.1002/art.39205; CR4;
  • Rheumatology (Oxford); Clinical characteristics of immunoglobulin G4-related disease: a prospective study of 118 Chinese patients; W Lin, S Lu, H Chen, Q Wu, Y Fei, M Li; 54; 11; 2015; 1982-90; 10.1093/rheumatology/kev203; CR5;
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