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J-GLOBAL ID：201802233872191410   整理番号：18A1705544

強磁場マジック角スピニング核磁気共鳴を用いたCs⁺およびNa⁺を含む混合アルカリホウケイ酸ガラスの構造解析

Structural analysis of mixed alkali borosilicate glasses containing Cs⁺ and Na⁺ using strong magnetic field magic angle spinning nuclear magnetic resonance

著者 (5件)： KANEKO S. (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TOKUDA Y. (Shiga Univ., Shiga, JPN) ,  TAKAHASHI Y. (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MASAI H. (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  UEDA Y. (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Journal of Asian Ceramic Societies (Web)  (Journal of Asian Ceramic Societies (Web))
巻： 5  号： 1  ページ： 7-12 (WEB ONLY)  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： U1450A  ISSN： 2187-0764  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ・強磁場が四重極相互作用を最小限にするので,800MHzマジック角スピニング核磁気共鳴(MAS NMR)を使用して,全てのガラス(ケイ酸塩,ホウ酸塩,およびホウケイ酸塩)における²³Naおよび¹³³Csカチオンの環境を調査。
・ホウケイ酸塩(Si:B=1:1)およびSiに富むホウケイ酸塩(Si:B=2:1)における¹³³Csのスペクトルピークが,Cs⁺/(Na⁺+Cs⁺)比の増加と共に高磁場側にシフトし,ケイ酸塩およびホウ酸塩ガラスの場合のようにCs⁺の配位数の減少を示唆したが,両ホウケイ酸塩の²³Naスペクトルでは未観察。
・前記現象は,ホウケイ酸ガラス中の²³Naの化学シフトがNa⁺の配位数ではなく,SiまたはBのような近辺種によって強く影響されることを示唆。

シソーラス用語： *MASNMR ,  構造解析 ,  *ホウケイ酸ガラス ,  ホウケイ酸塩 ,  セシウム化合物 ,  ナトリウム化合物 ,  四重極相互作用 ,  配位数 ,  化学シフト

分類 (2件)： ガラスの性質・分析・試験  (YC02030Z) ,  その他の無機化合物のNMR  (BM07043Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： 強磁場 ,  マジック角スピニング核磁気共鳴 ,  アルカリ ,  ホウケイ酸ガラス ,  構造解析