文献

J-GLOBAL ID：201802233918893342   整理番号：18A0281377

カリウムおよびセシウムふっ化物のS_N2反応ハロゲン化アルキルとに及ぼすバルクアルコール効果の分子動力学とクラスタ-連続体洞察【Powered by NICT】

Molecular dynamics and cluster-continuum insights on bulk alcohols effects on S_N2 reactions of potassium and cesium fluorides with alkyl halides

著者 (1件)： Pliego Josefredo R. (Departamento de Ciencias Naturais, Universidade Federal de Sao Joao del-Rei, 36301-160 Sao Joao del-Rei, MG, Brazil)
資料名： Journal of Molecular Liquids  (Journal of Molecular Liquids)
巻： 237  ページ： 157-163  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0924A  ISSN： 0167-7322  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： tert-ブタノールのようなバルクアルコールはS_N2反応のための反応媒体,特に求核フッ素化として調べた。それにもかかわらず,遷移状態の溶媒和として,tert-ブタノール溶液中のアルカリ金属塩の詳細は調べられていない。本研究では,純粋なtert-ブタノールの分子動力学研究とtert-ブタノール中のKFの解を提示した。tert-ブタノール溶液中S_N2遷移状態の相互作用と構造を,分子動力学および密度汎関数理論計算の両方を用いて調べた。最後のケースでは,遷移状態である四tert-ブタノール分子のクラスタと誘電連続体による溶媒和。本研究では,tert-ブタノール中のイオン対を形成するKFおよびCsF塩を指摘し,カチオンおよびアニオンとtert-ブタノールのヒドロキシル基との強い相互作用,溶液中のクラスタの形成の低エントロピーと組み合わせて,無機塩の可溶化を促進し,溶解度が低いことが予測された。可溶化したKFおよびCsFの反応は活性化の低い自由エネルギーを有し,遷移状態は,tert-ブタノール分子の関与を含んでいる。この事実はKFよりも反応性CsFを変化した。臭化エチルとCsF反応の活性化の自由エネルギーは 28.4kcalmol~ 1であり,同様のシステムのための28.9kcalmol~ 1の実験値に近いと予測される。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： アニオン ,  イオン対 ,  *クラスタ ,  *分子動力学 ,  遷移状態 ,  *連続体 ,  自由エネルギー ,  エントロピー ,  溶解度 ,  ヒドロキシ基 ,  溶媒和 ,  フッ素化 ,  可溶化 ,  *フッ化物 ,  カチオン

著者キーワード (4件)： 求核ふっ素化 ,  溶媒効果 ,  超分子触媒作用 ,  求核置換

分類 (2件)： 融解塩  (CB05050R) ,  非水溶液  (CB05040G)

タイトルに関連する用語 (10件)： カリウム ,  セシウム ,  ふっ化物 ,  ハロゲン化アルキル ,  バルク ,  アルコール ,  分子動力学 ,  クラスタ ,  連続体 ,  洞察