文献

J-GLOBAL ID：201802234033842053   整理番号：18A0423325

パーキンソン病における暗黙的対明示的予測文脈情報の処理【Powered by NICT】

Processing of implicit versus explicit predictive contextual information in Parkinson’s disease

著者 (4件)： Li Ling (Key Laboratory for NeuroInformation of Ministry of Education, School of Life Science and Technology, University of Electronic Science and Technology of China, Chengdu, China) ,  Diaz-Brage Pablo (Department of Physical Education, Faculty of Science, University of A Coruna, Spain) ,  Fernandez-Lago Helena (Department of Physical Education, Faculty of Science, University of A Coruna, Spain) ,  Fogelson Noa (Department of Physical Education, Faculty of Science, University of A Coruna, Spain)
資料名： Neuropsychologia  (Neuropsychologia)
巻： 109  ページ： 39-51  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0193A  ISSN： 0028-3932  CODEN： NUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電気生理学的測定を用いたパーキンソン病(PD)における陰的対陽的局所的文脈処理の影響を調べた。EEG記録ブロックは標準の無作為化配列またはターゲット事象の発生を予測配列を含む配列により知覚されたターゲットから成っていた。PD患者(「オン」投薬)と健常対照者は二セッションを実施した:最初の予測配列の規則性が認められた陰的,第二のこの規則性を明らかにした。PDと対照被験者は暗示的および明示的セッションの両方で予測された対ランダムターゲットのための短い反応時間を示した。健常対照者,暗黙的および明示的なセッションの両方で予測された標的(ランダムターゲットと比較して)のP3b潜時の促進を示したが,PD患者は両セッションの二標的条件間に有意なP3b潜時の違いを示さなかった。健康な対照では予測配列(n 1)の最後の最も有益な刺激のP3b振幅は陰的セッションと比較して明示的に大きかったが,この差異はPD患者には存在しなかった。機能的連結性測定は陽的および陰的セッション中にn 1の検出は,対照と比較してPDにおける,θバンドにおける,より高いγ値と弱い前頭骨中心頭頂接合部と関連していることを示した。予測文脈情報の暗示的および明示的処理は,PD患者において変化していることを,これはトップダウン前頭ネットワーク内の機能的結合性異常と関連する可能性があることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 投与 ,  患者 ,  連結性 ,  接合部 ,  *予測 ,  ネットワーク ,  *Parkinson病 ,  反応時間 ,  脳波 ,  規則度
準シソーラス用語： トップダウン ,  前頭骨 ,  被験者 ,  電気生理学 ,  *文脈情報 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： PD ,  文脈 ,  陰 ,  P3b ,  EEG ,  機能的結合

分類 (2件)： 神経系の疾患  (GN03000O) ,  神経系の診断  (GN02000H)

タイトルに関連する用語 (3件)： パーキンソン病 ,  予測 ,  文脈情報