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J-GLOBAL ID:201802234213274700   整理番号:18A1910671

セリシンは熱ストレスを受けたウシ胚の発生能力を増強する【JST・京大機械翻訳】

Sericin enhances the developmental competence of heat-stressed bovine embryos
著者 (13件):
資料名:
巻: 85  号: 8-9  ページ: 696-708  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0932A  ISSN: 1040-452X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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熱ストレス(HS)に曝露したウシ胚の発生能力に及ぼすセリシンの影響を調べた。推定接合子をセリシンで培養し,2日目または7日目にHS(40.5°C,6時間)を行い,続いて38.5°Cで8日目まで連続培養した。2日目のHSはミトコンドリア活性と同様に8日目の胚盤胞発生を有意に減少させ,細胞内活性酸素種と末端デオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼビオチン-dUTPニック末端標識(TUNEL)陽性細胞の量を有意に増加させたが,7日目のHSは8日目の胚盤胞におけるミトコンドリア活性を有意に減少させ,TUNEL陽性細胞数を増加させた。これらの有害作用はセリシン補給により中和された。次に,熱耐性に関して高い生存率を有する胚盤胞の潜在的生産を調査するために,胚を7日までセリシンで培養し,次にセリシンを含まない培地でHSに曝露した。TUNEL陽性細胞数は,対照胚盤胞よりセリシン培養により生産された胚盤胞において有意に低かった。HSPA1AとBAXに対する転写産物量は有意に減少したが,IFNT2レベルはセリシン培養により生産された胚盤胞で増加した。結論として,これらの知見はセリシンの抗酸化及び抗アポトーシス活性,及びin vitroで高い生存率を持つ胚を産生するセリシンの潜在的利用を示す。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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発生と分化  ,  牛 

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