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J-GLOBAL ID：201802234231334763   整理番号：18A0476855

メソ規模対流事象中の降水強度に対するエアロゾル吸湿性の影響【Powered by NICT】

The Influence of Aerosol Hygroscopicity on Precipitation Intensity During a Mesoscale Convective Event

著者 (2件)： Kawecki Stacey (Department of Climate and Space Sciences and Engineering, University of Michigan, Ann Arbor, MI, USA) ,  Steiner Allison L. (Department of Climate and Space Sciences and Engineering, University of Michigan, Ann Arbor, MI, USA)
資料名： Journal of Geophysical Research: Atmospheres  (Journal of Geophysical Research: Atmospheres)
巻： 123  号： 1  ページ： 424-442  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0294B  ISSN： 2169-897X  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エアロゾル組成は化学(バージョン3.6)と天気と研究的予測モデルを用いた降水強度にどのように影響するか調べた。実験室研究からの最新の値に規定されたデフォルト吸湿性値を変えることによって,アンモニウム,硫酸塩,硝酸塩,および有機化学種の個々の成分の吸湿性値に関するモデル仮定を試験した。四感度シミュレーション(SULF,硫酸吸湿性を増加した;ORG,有機吸湿性を減少させ,スイッチ,アンモニウムの濃度依存吸湿性値を用いて,ALL,全三変化を含む)とベースラインシミュレーション(BASE,デフォルト吸湿性値を用いて)を比較したメソ規模対流系(MCS)中の降水に対するエーロゾル組成の役割を理解した。全体として,吸湿性変化は,降水量と強度の空間パターンに影響を及ぼす。都市域のモデル領域風下における最大降水量に焦点を当てて,個々の成分の吸湿を変えるバルク吸湿性変化,特にORGシミュレーションに導くことを見いだした。還元バルク吸湿性(例えば,ORGシミュレーション)は,最初は少ない活性化液滴,中部対流圏における弱められた上昇流,およびより大きな大気水象からの沈殿増加を引き起こす。バルク吸湿性(例えば,SULFシミュレーション)は多数の小さな雲滴をシミュレートし,降水量を増加させた。ALLシミュレーションでは,より強い冷気プールと下降流は,MCS進化における後析出抑制をもたらした。風下領域では,吸湿性(ALL)の複合的変化は,強い事象(>70mm~( 1))の過大予測を減少させ,中程度の強度(30 60mm~( 1))事象の範囲を良好であった。この単一MCS解析の結果は,エーロゾル組成は,高強度降雨事象をシミュレートするにおいて重要な役割を果たすことができることを示唆した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 都市域 ,  硫酸 ,  降雨 ,  シミュレーション ,  予測 ,  予測モデル ,  液滴 ,  *対流 ,  降水量 ,  *中規模 ,  *降水強度 ,  *吸湿性 ,  *エアロゾル ,  硝酸塩
準シソーラス用語： *吸湿 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 吸湿性 ,  降水 ,  エーロゾル ,  メソ規模対流システム ,  WRF-Chem ,  微物理

分類 (4件)： 粒状物調査測定  (SB03060E) ,  気候学,気候変動  (DC05140T) ,  気象学一般  (DC05010D) ,  水文学一般  (DC07010R)

タイトルに関連する用語 (6件)： メソ規模 ,  対流 ,  事象 ,  降水強度 ,  エアロゾル ,  吸湿性