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J-GLOBAL ID:201802234371178043   整理番号:18A0789342

天然ビフラボノイドはin vitroでマクロファージ酸化LDL相互作用を調節し,in vivoアテローム保護を促進する【JST・京大機械翻訳】

Natural Biflavonoids Modulate Macrophage-Oxidized LDL Interaction In Vitro and Promote Atheroprotection In Vivo
著者 (10件):
資料名:
巻:ページ: 923  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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血管内膜における酸化アポB-100含有リポ蛋白質の蓄積とマクロファージによるその後の認識は,アテローム性動脈硬化症発生の間の泡沫細胞形成と炎症,重要なイベントをもたらす。この過程を標的とする薬剤は,潜在的にアテローム保護的であると考えられる。天然ビフラボノイドは抗酸化及び抗炎症効果を発揮するので,熱帯果樹Garcinia madrunoから得られたビフラボノイドのアテローム保護効果を評価した。この目的のために,純粋なビフラボノイドアグリコン(Mo)とボルケシフラボン(Vo)ならびにモレロフラボンのグリコシドフクギシド(Fu)を一次マクロファージにおいてin vitroで試験した。一方,定義された組成(85%Mo,10%Vo,および5%アメントフラボン)を有するビフラボノイド画分をin vitroおよびin vivoで試験した。全てのビフラボノイド調製物は,酸素ラジカル吸収能アッセイにおいて強力な活性酸素種(ROS)スカベンジャーであり,最も重要なことに,脂質及び蛋白質酸化の両方から低密度リポ蛋白質粒子を保護した。ビフラボノイド処理マクロファージでは,酸化LDL(oxLDL)受容体CD36の表面発現は,賦形剤処理マクロファージより有意に低かった。蛍光標識oxLDLおよびコレステロール蓄積の取り込みも,ビフラボノイド処理マクロファージで低下し,CD36表面発現と平行したパターンに従った。FUおよびVoはoxLDL誘導ROS産生およびインターロイキン(IL)-6分泌をそれぞれ阻害したが,グルコシドFuではなく全てのアグリコンはリポ多糖類(LPS)刺激マクロファージにおけるサイトカインIL-1β,IL-12p70および単球走化性蛋白質-1(MCP-1)の分泌を阻害した。興味深いことに,低用量LPSでプライム化され,コレステロール結晶で刺激されたマクロファージにおいて,IL-1β分泌は,すべてのビフラボノイド製剤によって有意に,そして,比較的に阻害された。ApoE-/-マウスへの定義されたビフラボノイド画分の腹腔内投与は,アテローム性病変サイズの減少およびT細胞の密度および大動脈根に浸潤するマクロファージの密度により証明されたように,アテローム保護的であった。さらに,この処理はコレステロールと脂質過酸化産物マロンジアルデヒドの循環レベルを低下させた。これらの結果は,oxLDL-マクロファージ間期の重要な事象に及ぼすビフラボノイドによって発揮される強力なアテローム保護作用を明らかにする。(i)アテロームリガンド形成,(ii)アテローム受容体発現,(iii)泡沫細胞形質転換,(iv)プロオキシダント/炎症誘発性マクロファージ反応。さらに,著者らの結果は,in vivoにおけるGarcinia madrunoのビフラボノイドの抗酸化,抗炎症,低脂質,およびアテローム保護効果も証明する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  脂質の代謝と栄養 
物質索引 (1件):
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