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J-GLOBAL ID：201802234438096835   整理番号：18A1583183

フッ素ゴムのアルカリ環境での脱フッ化水素の反応機構とその構造【JST・京大機械翻訳】

Dehydrofluorination Mechanisms and Structures of Fluoroelastomers in Alkaline Environments

著者 (2件)： Li Donghan (大連海事大学交通運輸工程学院,大連,116026) ,  Liao Mingyi (大連海事大学交通運輸工程学院,大連,116026)
資料名： Cailiao Daobao  (Cailiao Daobao)
巻： 32  号： 10  ページ： 1730-1736  発行年： 2018年 
JST資料番号： C2126A  ISSN： 1005-023X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 26型フッ素ゴム(フッ化ビニリデン-ヘキサフルオロプロピレン二成分共重合体)と246型フッ素ゴム(フッ化ビニリデン-テトラフルオロエチレン-ヘキサフルオロプロピレン三元共重合体)のアルカリ性環境中での反応を研究するために、本論文ではその反応メカニズムについて系統的に検討した。Fourier変換赤外(FTIR),水素スペクトル(1H-NMR)およびフッ素核磁気共鳴(19F-NMR)を用いて,フッ素ゴムの反応前および後の分子鎖構造を解析し,そして,異なる配列の二重結合およびヒドロキシル基の含有量を計算した。結果により、26型と246型のフッ素ゴムはアルカリ性環境中で脱フッ化水素の反応が起こった時、二重結合の再配列と酸化反応の発生を伴った。そのうち、26型のフッ素ゴムはZaitsevの規則的除去反応を主とし、Hof-mann規則の除去反応は補助の脱フッ化水素反応であり、分子鎖中の5つの位置に二重結合が現れた。246型のフッ素ゴムは逆であり、Hofmann則の除去反応を主とし、Zaitsevの規則に従って、反応は補助の脱フッ化水素反応であり、分子鎖中の7つの位置に二重結合が現れた。2種類のフッ素ゴム中のHofmann則に従い、除去反応による二重結合は水酸基に酸化される。同じ条件下で,246タイプのフッ素ゴムの二重結合とヒドロキシル基含有量は,26タイプのフッ素ゴムより高かった。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *フッ素 ,  *反応機構 ,  二重結合 ,  FTIR分光法 ,  *フッ素ゴム ,  赤外線 ,  分子鎖 ,  スペクトル ,  NMR【磁気共鳴】 ,  ヒドロキシ基 ,  Fourier変換 ,  酸化 ,  *脱フッ化水素
準シソーラス用語： 再配列 ,  アルカリ性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： fluoroelastomer ,  alkali ,  dehydrofluorination ,  mechanism ,  structure

分類 (1件)： 化学工業一般  (YA01010Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： フッ素ゴム ,  アルカリ ,  環境 ,  脱フッ化水素