抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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【目的】雌性去勢ラットにおける視床下部,下垂体,子宮,胸腺,脾臓細胞のアポトーシスおよびER発現に及ぼす更年湯の効果を観察し,閉経期の症候群の治療における薬物併用療法の作用機序を調査する。方法:両側卵巣切除法を用いて、閉経期症候群ラットモデルを樹立し、2015年10月から2016年4月にかけて、上海ススラック実験動物センターの健康、12週齢、雌の未妊娠SDラット60匹を選択した。無作為に正常対照群、モデル群、漢方薬(更年滋腎湯)群、食治療(玉女)群、薬食併用群に分け、各群12匹とした。投与(6週間)後,ラットを屠殺し,視床,下垂体,子宮,胸腺,脾臓の組織を採取し,以下の指標を測定した。TUNEL法により細胞アポトーシス率を測定した。ERα蛋白質の発現は,ウエスタンブロット法によって検出した。ERαmRNAの発現をリアルタイムPCRによって検出した。【結果】アポトーシス率は変化した。視床下部と下垂体の各群の間に有意差はなかった。モデル群の子宮(13.12±0.066)は対照群(3.28±0.075)より明らかに高く、漢方薬群(6.35±0.038)、薬食併用群(4.90±0.034)はモデル群より明らかに低かった。モデル群の胸腺(3.46±0.215)は対照群(1.70±0.045)より明らかに高く、漢方薬群(2.51±0.038)、薬食併用群(2.18±0.034)はモデル群より明らかに低かった。モデル群の脾臓(4.05±0.205)は対照群より明らかに高く、漢方薬群(2.15±0.115)、薬食併用群(1.64±0.082)はモデル群より明らかに低かった。統計的有意差が認められた(P<0.05,P<0.01)。(2)ERα蛋白質発現の変化;各組織モデル群は正常群より明らかに低かった(P<0.05)。胸腺以外の組織において、漢方薬群、薬食併用群はいずれもモデル群より明らかに高かった(P<0.05、P<0.01)。3)ERαmRNA発現の変化;モデル群の脳下垂体(0.210±0.012)、視床下部(0.197±0.015)、子宮(0.168±0.016)、脾臓(0.137±0.016)は対照群より明らかに低かった(P<0.05)。漢方薬群の下垂体(0.458±0.026)、視床下部(0.410±0.028)、子宮(0.367±0.037)、脾臓(0.301±0.025)はモデル群より高かった(P<0.05)。治療群における子宮(0.349±0.021)と脾臓(0.282±0.018)は,モデル群(P<0.05)におけるそれらより高かった。併用群の下垂体(0.523±0.025)、視床下部(0.488±0.024)、子宮(0.743±0.042)、脾臓(0.723±0.069)はモデル群より高かった(P<0.05)。結論:漢方薬の併用(更年滋腎湯合玉女)は雌去勢ラットの視床下部、下垂体、子宮、胸腺、脾臓細胞アポトーシス及びER発現を影響することにより、神経-内分泌-免疫ネットワークを調節し、閉経期症候群を改善する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
