文献

J-GLOBAL ID：201802234599044177   整理番号：18A1476872

資源としての竹の利用技術 伐採竹(モウソウチク)の飼料としての加工と利用

著者 (1件)： 石田元彦 (石川県大 生物資源環境)
資料名： JATAFFジャーナル  (JATAFF Journal)
巻： 6  号： 8  ページ： 31-35  発行年： 2018年08月01日 
JST資料番号： Y0218B  ISSN： 2187-4948  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 伐採竹の主成分は繊維であり,ニワトリ,ブタなどの単胃動物での利用性は低い。繊維を利用できるウシにおいても消化率,嗜好性ともに低い。そのために竹を蒸煮処理したり,ペレット化したりすることも検討された。粉砕竹をサイレージ化する技術が確立されており,その給与による家畜の健康維持,成長促進,飼料費低減などの効果に関して一層研究が進めば利用拡大の可能性がある。枝葉は稈よりも消化率が高いと推察され,枝葉の割合の高い部分を利用することによって,栄養価の高い粗飼料を生産できるとも考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *マダケ属 ,  間伐材 ,  伐木 ,  *飼料 ,  サイレージ ,  食物繊維 ,  粗飼料 ,  栄養価 ,  利用
準シソーラス用語： *モウソウチク ,  伐採材 ,  森林伐採 ,  *家畜飼料 ,  資源利用

分類 (2件)： 森林保育  (FF03040H) ,  粗飼料  (FD07020H)

引用文献 (14件)：

• 別宗龍馬ら(2018)第26回石川県畜産技術研究会講演要旨集,pp14-15.
• 農文協編集部(2014)現代農業,1月号,pp.254-257.
• 堀 英臣・杉山憲継(1990)九州農業研究,52:135.
• 家木 一ら(2010)日草試,49:23-27.
• 石田元彦ら(2017)日草誌,63:142-147.

タイトルに関連する用語 (5件)： 資源 ,  竹 ,  伐採 ,  モウソウチク ,  飼料