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J-GLOBAL ID:201802234625981096   整理番号:18A0103811

カンジダ・アルビカンスの臨床分離株におけるピロール類耐性機序の研究【JST・京大機械翻訳】

Mechanism of azole resistance in the Candida albicans strains isolated from vulvovaginal candidiasis
著者 (5件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 397-403  発行年: 2017年 
JST資料番号: C3064A  ISSN: 1009-7708  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:5種類の抗真菌薬に対する女性生殖器感染カンジダ・アルビカンスの臨床分離株の薬剤耐性率を分析し、カンジダ・アルビカンスによるピロール類薬物に対する耐性機序を検討する。方法:(1)2015年1月から12月にかけて,著者らの病院における女性の生殖器感染症患者から分離したCandida albicans 1646株を収集し,5つの抗真菌薬に対する耐性株の耐性を統計学的に分析した。(2)当院と上海市の他の2つの産婦人科専門病院の微生物室の臨床分離カンジダ・フルコナゾール耐性菌30株、用量依存性敏感(S-DD)株13株、感受性株10株を収集した。リアルタイム蛍光定量PCR法を用いて、ピロール類薬剤耐性群、S-DD群と敏感群の間の薬物排出ポンプ関連遺伝子CDR1、CDR2、MDR1と薬物標的遺伝子のERG11発現レベルの差異を分析した。同時に、ERG11とERG3遺伝子をPCRにより増幅し、配列決定し、ERG11とERG3遺伝子と薬剤耐性に関連する突然変異部位を分析した。結果:1 646株のカンジダ・アルビカンスはイトラコナゾールに対する薬剤耐性率が最も高く、5.2%で、ボリコナゾール、フルコナゾールと5-フルオロシトシンに対する薬剤耐性率はそれぞれ3.2%、2.5%と2.1%で、すべての菌株はアンホテリシンBに対してすべて敏感であった。(2)S-DD群と薬剤耐性群におけるERG11遺伝子の発現は,感受性群におけるそれらより有意に高く,有意差があった(P<0.05)。薬物排出ポンプ遺伝子CDR1、CDR2とMDR1の発現量は敏感群、S-DD群と薬剤耐性群の間に統計学的有意差が認められなかった。(3)ERG11遺伝子には13のミスセンス変異部位があり,その中でT123I,P98SとY286Dは新たに発見された3つのアミノ酸置換部位である。また、T123IとY132Hは同時に26株の薬剤耐性株中に出現し、そのうち16株はピロール類薬物の全薬剤耐性を示した。さらに、2株のピロール類全薬剤耐性株において、ERG3遺伝子ヘテロ接合突然変異が検出された。結論:外陰腟カンジダ症患者において分離されたカンジダ・アルビカンスは、ピロール類薬物に対する薬剤耐性率が5-フルオロウラシルと両性性より高い。ERG11遺伝子の突然変異及びその過剰発現はこの病気のカンジダ・アルビカンス類の薬剤耐性の主要な分子メカニズムの一つである。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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感染症・寄生虫症の治療  ,  抗かび薬の臨床への応用 
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