抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:老年維持性血液透析患者の血清副甲状腺ホルモン(PTH)レベルと心機能関連指標の関係を検討する。方法:20152016年に受け入れた維持性血液透析治療を受ける老年患者の臨床資料を受け入れ、条件を満たした45例の患者を観察組とする。また、同時期の健康診断者50例を対照群とした。2群の心機能をカラードプラ超音波検査で評価し,左室後壁(LVPWT),左室駆出分画(LVEF)および心室中隔厚(IVST)を含む2群の心臓機能を評価した。・・・...:心機能:心機能の評価:左心室の厚さ(LVPWT)、左心室駆出分画(LVEF)と心室中隔の厚さ(IVST)。末梢血中のPTH,腫瘍壊死因子(TNF)-α,インターロイキン(IL)-10の濃度は,対照群のそれらより有意に低かった。しかし,LVPWTとIVSTの検出指数は,対照群(P<0.05)より有意に高かったが,対照群(P<0.05)と比較して,観察群の末梢血におけるPTHとTNF-αのレベルは,かなり高かった。老年維持血液透析患者の末梢血のPTHレベルはLVEFと顕著な負の相関(r=-0.692,P<0.05)があり、TNF-αと顕著な正相関を呈した(r=0.860、P<0.05)。結論:老年維持性血液透析患者の血清PTHレベルは顕著に上昇し、心機能障害は全身性炎症反応と関係があることが示唆された。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】