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J-GLOBAL ID:201802234701351845   整理番号:18A0742131

脳内の自然免疫記憶が神経疾患の特徴を形成する

Innate immune memory in the brain shapes neurological disease hallmarks
著者 (36件):
資料名:
巻: 556  号: 7701  ページ: 332-338  発行年: 2018年04月19日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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自然免疫記憶は骨髄細胞の可塑性に不可欠な機構であり,環境刺激に応答して生じ,その後の免疫応答を変化させる。免疫学的刷り込みは訓練と寛容の2種類に分けられる。これらはエピジェネティクスを介して起こり,訓練は続いて起こる炎症を増強するのに対して,寛容は抑制する。しかし,免疫記憶がin vivoにおいて組織常在型マクロファージに生じるのかどうか,そして免疫記憶がどのようにして病変に影響を与え得るのかについては,ほとんど分かっていない。今回我々は,末梢での炎症刺激が,脳内で急性の免疫訓練と免疫寛容を誘導し,脳に常在するマクロファージ(ミクログリア)に異なるエピジェネティックな再プログラム化を引き起こし,それが少なくとも6か月は持続することを示す。際立つことに,アルツハイマー病変を示すマウスモデルでは,免疫訓練は脳のβアミロイドーシスを悪化させ,免疫寛容は軽減させた。同様に,末梢の免疫刺激は脳卒中後の病理学的特徴を変化させる。我々の結果は,脳内の免疫記憶が,神経病理の重要な変更因子であることを明らかにしている。Copyright Nature Japan KK 2018
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分類 (1件):
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免疫反応一般 
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