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J-GLOBAL ID：201802234701911605   整理番号：18A0832022

シマサルナシ交雑実生樹のキウイフルーツ根腐病抵抗性評価

Evaluation of tolerance degree of kiwifruit root rot in hybrid seedlings of Actinidia rufa

著者 (7件)： 戸井康太 (愛媛県農林水産研 果樹研究セ) ,  戸井康太 (愛媛県 中予地方局) ,  清水伸一 (愛媛県農林水産研 果樹研究セ) ,  宮田信輝 (愛媛県農林水産研 果樹研究セ) ,  毛利真寿代 (愛媛県農林水産研 果樹研究セ) ,  毛利真寿代 (愛媛県) ,  矢野隆 (愛媛県農林水産研 果樹研究セ)
資料名： 愛媛県農林水産研究所果樹研究センター研究報告  (Bulletin of the Fruit Tree Research Center, Ehime Research Institute of Agriculture, Forestry and Fisheries)
号： 6  ページ： 49-54  発行年： 2018年03月 
JST資料番号： X0564B  ISSN： 1883-7220  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： キウイフルーツ根腐病抵抗性台木であるシマサルナシ実生樹(A.rufa×A.rufa),シマサルナシとキウイフルーツの交雑実生樹(A.rufa×A.chinensis,A.rufa×A.deliciosa)および慣行台木(A.deliciosa×A.deliciosa)の根腐病抵抗性を評価した。1)根腐病菌を接種して発病程度を比較した結果,慣行台木のdd実生区において,供試苗の50%が根腐病菌の感染により枯死したのに対し,rr実生区,rc実生区およびrd実生区では苗の枯死率が顕著に低かった。2)枯死しなかった苗についても,根腐病感染から起こる地際部の褐変率を調査したところ,dd実生区が66.7%であったのに対し,rr実生区,rc実生区およびrd実生区では,細根組織から根腐病菌が検出されたものの褐変した苗はみられなかった。3)以上より,rr実生,rc実生およびrd実生は根腐病に対して真性抵抗性ではないが,dd実生と比べて顕著に本病の感染を抑制すると考えられた。(著者抄録)

シソーラス用語： マタタビ科 ,  *雑種 ,  *キウイフルーツ ,  根腐病 ,  *耐病性 ,  作物育種
準シソーラス用語： シマサルナシ

分類 (4件)： 植物生理学一般  (EH02010Y) ,  細菌による植物病害  (FC04053P) ,  作物育種一般  (FC02010K) ,  果樹  (FC03042G)

タイトルに関連する用語 (7件)： シマサルナシ ,  交雑 ,  実生 ,  キウイフルーツ ,  根腐病 ,  抵抗性 ,  評価