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J-GLOBAL ID：201802234771469276   整理番号：18A0342578

火星CO_2氷帽からの日射により駆動されるダスト放出の実験的研究【Powered by NICT】

Experimental investigation of insolation-driven dust ejection from Mars’ CO₂ ice caps

著者 (2件)： Kaufmann E. (Department of Physical Sciences, The Open University, Walton Hall, Milton Keynes, MK7 6AA, UK) ,  Hagermann A. (Department of Physical Sciences, The Open University, Walton Hall, Milton Keynes, MK7 6AA, UK)
資料名： Icarus  (Icarus)
巻： 282  ページ： 118-126  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0552B  ISSN： 0019-1035  CODEN： ICEXA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 火星の極冠は,半球と季節に依存しては部分的または全体的にCO_2氷で覆われている。太陽光照射した火星の極冠のような氷表面は岩石と土壌で覆われた表面からの異なる挙動を示す。後者は表面下の薄い層内の入射太陽放射を吸収し,反映している。対照的に,氷は可視スペクトル領域で透明で部分的および赤外における不透明であった。この事実のため,太陽放射は,ある深さまで侵入し,表面下氷またはダストの温度を上昇させることができる。これは太陽系の氷天体表面のエネルギーバランスに重要な役割を果たしている可能性があり,以前の研究で既に示した。火星条件下でのダスト層を含むCO_2氷試料内部の温度プロファイルを調べた。ダスト噴火の引き金となるされてきたが,これらは温度と周囲圧力の非常に狭い範囲を必要とすることを示した。火星の南部極域で観察されたように,arachneiformパターンまたは扇形堆積物のような現象を理解するための可能な関連を論じた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *日射 ,  温度分布 ,  極地 ,  *火星 ,  堆積物 ,  極冠域 ,  岩石 ,  可視スペクトル ,  エネルギー収支 ,  太陽放射 ,  太陽光 ,  *塵埃 ,  赤外線 ,  太陽系 ,  噴火活動

著者キーワード (5件)： CO_2氷 ,  火星極冠 ,  実験室実験 ,  火星クモ形成 ,  固体状態温室効果

分類 (1件)： 惑星  (DB04020E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 火星 ,  氷帽 ,  日射 ,  ダスト放出 ,  実験的研究