文献
J-GLOBAL ID:201802234827078672   整理番号:18A0812249

液体クロマトグラフィー-質量分析による残留農薬分析におけるマトリックス効果を最小化し被覆率を拡大するための誘電体バリア放電イオン化の利用【JST・京大機械翻訳】

Use of dielectric barrier discharge ionization to minimize matrix effects and expand coverage in pesticide residue analysis by liquid chromatography-mass spectrometry
著者 (10件):
資料名:
巻: 1020  ページ: 76-85  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
エレクトロスプレイイオン化(ESI)はLC-MSに対する金標準イオン化源のままであるが,マトリックス効果の発生と非極性化合物に対するイオン化被覆の制限の2つの主な限界を示す。誘電体バリア放電イオン化(DBDI)は,異なる応用とフォーマットにおける汎用イオン化法として近年注目を集めている。ここでは,LC-MSに対するイオン化界面としてのDBDIの完全な評価を報告し,ESIおよび大気圧化学イオン化(APCI)に対する魅力的な利点を明らかにし,その特異なイオン化機構の汎用性を提供した。広範囲の物理化学的性質にわたる80種の農薬を選択し,結果をESI及びAPCI源と比較した。矩形波AC波形と比較的低い電圧(2.5kV)を持つ均一領域で動作するヘリウムプラズマを用いて,DBDIはGC-MS(eg.有機塩素化学種)によってのみ可能な化合物をイオン化できるだけでなく,等価条件下での市販エレクトロスプレイイオン化源と対比したとき,感度に関して競争性能を提供した。ESIとは異なり,DBDI機構は気相で起こり,そのため,この方法はESIにおけるイオン抑制を生じる液相表面現象により影響を受けない。正イオンモードで収集されたデータは,廃水,オレンジまたはオリーブ油のような種々の複雑なマトリックス抽出物における研究された化合物のほとんどに対して無視できるマトリックス効果値(<10%抑制)を明らかにした。これは付加物形成の不在と一致するが,ESI源では,Na付加物形成はこれらの種と非常に一般的である。一般的に,DBDIに対する定量の感度と平均限界は,ESIにより得られたそれらと類似しており,APCIよりも良好であった。結果は,DBDIによる被検体被覆率がESIとAPCI源に関して強化され,有機塩素化合物を効果的に分析できることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の各種分析  ,  有機化合物の物理分析 

前のページに戻る