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J-GLOBAL ID：201802234842060607   整理番号：18A0832225

LDPC符号を用いたゼロ知識証明型認証方式について(II)

著者 (5件)： 伊東春香 (佐賀大 大学院工学系研究科) ,  廣友雅徳 (佐賀大 大学院工学系研究科) ,  福田洋治 (近畿大 理工) ,  毛利公美 (岐阜大 大学院工学研究科) ,  白石善明 (神戸大 大学院工学研究科)
資料名： 情報処理学会シンポジウムシリーズ(CD-ROM)  (IPSJ Symposium Series (CD-ROM))
巻： 2017  号： 2  ページ： ROMBUNNO.1E4-3  発行年： 2017年10月16日 
JST資料番号： L6741A  ISSN： 1882-0840  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在広く用いられている認証方式の安全性は,ほとんどが素因数分解,離散対数問題の困難性に基づいており,これらの問題が効率よく解けてしまえば,安全に利用できなくなる。このような課題に対して,耐量子計算機暗号やそれを応用した認証,署名方式が多く提案されている。しかしながら,それらの方式は計算量が大きくなるという問題がある。この問題に対して,著者らはLDPC符号を用いたゼロ知識証明型認証方式を提案している。この方式は,耐量子性である2元シンドローム復号問題に基づくゼロ知識証明型認証方式を改良し,LDPC符号の疎なパリティ検査行列を利用することで,認証の計算量を削減している。本稿では,著者らが提案している認証方式のセキュリティレベル,計算量,安全性について詳細に考察し,示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *誤り訂正符号 ,  *ゼロ知識証明 ,  *認証 ,  復号化 ,  量子計算 ,  計算量 ,  安全性 ,  パリティ検査
準シソーラス用語： LDPC符号

分類 (2件)： データ保護  (JD01020V) ,  計算機利用技術一般  (JE01000C)

タイトルに関連する用語 (3件)： LDPC符号 ,  ゼロ知識証明 ,  認証