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J-GLOBAL ID：201802234847360739   整理番号：18A0109690

分光分析と電子計算機法による2つのフルオロキノロン類と血清アルブミンの毒性相互作用機構

Toxic interaction mechanism of two fluoroquinolones with serum albumin by spectroscopic and computational methods

著者 (5件)： QIN Pengfei (Linyi Univ., Linyi, CHN) ,  PAN Xingren (Linyi Univ., Linyi, CHN) ,  LIU Rutao (Shandong Univ., Jinan, CHN) ,  HU Changwei (Linyi Univ., Linyi, CHN) ,  DONG Yuliang (Linyi Univ., Linyi, CHN)
資料名： Journal of Environmental Science and Health. Part B. Pesticides, Food Contaminants, and Agricultural Wastes  (Journal of Environmental Science and Health. Part B. Pesticides, Food Contaminants, and Agricultural Wastes)
巻： 52  号： 10-12  ページ： 833-841  発行年： 2017年12月 
JST資料番号： D0947A  ISSN： 0360-1234  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フルオロキノロン類(FQ)(ニューキノロン系抗細菌薬)は広い抗菌スペクトルを有し広く利用されているが,その環境への残留はヒトや動物への健康リスクとなる。本報では2つのFQ,シプロフロキサシン(CPFX)とエンロフロキサシン(ENFX)の毒性発現機序を検討する目的で,ウシ血清アルブミン(BSA)との結合の分子間相互作用について分光分析法と分子ドッキングモデルによる電子計算機法によって評価した。蛍光分析から,2つのFQともBSAの蛍光消光が見られ,分子間の静電相互作用が示唆され,ENFXに比べてCPFXにおいて親和性が高かった。一方分子ドッキングシミュレーションからは,BSAのサブドメインIIIAへの結合とArg508,Lys 437との相互作用が確認された。

シソーラス用語： *ニューキノロン系抗細菌薬 ,  *毒性 ,  作用機序 ,  作用スペクトル ,  抗細菌作用 ,  汚染物質 ,  *血清アルブミン ,  *分子間相互作用 ,  分子モデル ,  分光分析 ,  静電相互作用 ,  脂環式化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族フッ素化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  ケト酸
準シソーラス用語： 抗菌スペクトル ,  環境汚染物質 ,  *ウシ血清アルブミン ,  分子ドッキングモデル

分類 (2件)： 有機化合物の毒性  (GZ02030Y) ,  抗細菌薬の基礎研究  (GW17020S)

物質索引 (2件)： シプロフロキサシン ,  エンロフロキサシン

タイトルに関連する用語 (6件)： 分光分析 ,  電子計算機 ,  フルオロキノロン類 ,  血清アルブミン ,  毒性 ,  相互作用