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J-GLOBAL ID:201802234876363575   整理番号:18A0286978

クロロキンは炎症誘発性マクロファージ流出を逆転することによりイソニアジドとピラジナミドの抗マイコバクテリア活性を増強する【Powered by NICT】

Chloroquine enhances the antimycobacterial activity of isoniazid and pyrazinamide by reversing inflammation-induced macrophage efflux
著者 (12件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 55-62  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0278A  ISSN: 0924-8579  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Mycobacterium tuberculosis(MTB)は宿主マクロファージ内に存続するで有名である。排出ポンプは,細胞内薬物濃度を減少させ,このようにして治療中のMTBの持続性を助長する。イソニアジド(INH),ピラジナミド(PZA)は排出ポンプ乳癌耐性蛋白質-1(BCRP 1)の基質,クロロキン(CQ)により阻害される。本研究では,BCRP1はヒト由来のマクロファージとMTB感染部位での泡沫状巨細胞に発現していることを見出した。本in vitro研究では,インターフェロンγ(IFNγ)はヒト単球性白血病細胞株T HP-1由来のマクロファージにおけるBCRP1の発現を増加させた。BCRP 1 スペシフ酸蛍光染料と放射性標識INHを用いて,マクロファージからの流出はIFNγによる活性化により増加したことを示した。CQは能動的排出を阻害することができ,INHと染料の両方の細胞内濃度を増加させた。これと一致して,BCRP1のCQと特異的阻害は細胞内MTBに対するINHの抗マイコバクテリア活性を増加させた。PZAは異なる挙動を示したが,CQはPZAの細胞内薬物動態と活性に及ぼす同等の有利な効果を有していた。MTBの細胞内殺菌にCQの付加的効果は承認された治療用量でヒトにおける達成可能な濃度で測定できた。,広く使用されており,世界中で手に入る薬物,CQは細胞内区画における細菌に対する標準MTB療法の有効性を増強する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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抗ウイルス薬の臨床への応用  ,  感染症・寄生虫症の治療  ,  ウイルス感染の生理と病原性  ,  感染症・寄生虫症一般 

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