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J-GLOBAL ID：201802234920855511   整理番号：18A1876082

根の機能変化は植生遷移下の水源分離を達成する【JST・京大機械翻訳】

Root functional change achieves water source separation under vegetation succession

著者 (1件)： Yamanaka Tsutomu (Faculty of Life and Environmental Sciences, University of Tsukuba, Tsukuba, 305-8572, Japan)
資料名： Ecohydrology  (Ecohydrology)
巻： 11  号： 7  ページ： e1985  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2556A  ISSN： 1936-0584  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水源分離はコミュニティに共存する異なる植物種に対する戦略の一つである。本研究は,最初に,植生遷移の間の水源分離の機構を実証した。同位体を組み込んだ機構モデルを用いて,二次遷移を受けるPinus densiflorum-Quercus myrsinaifolia混合林分と遷移前の純P.densiflora林分に対する木部水同位体組成と根水取込プロファイルをシミュレートした。混合林分において,モデルは根の単位長さ当たりの根表面抵抗(r_rs*)がP.densifloraの深さの増加とともに減少するという仮定で木部水同位体組成をうまくシミュレートしたが,Q.myrsinaifoliaでは一定であった。P.densifloraの取り込み画分はより深い地域でより大きかったが,Q.myrsinaifoliaではより浅かった。対照的に,純林分において,P.densifloraに対する一定のr_rs*は同位体シミュレーションにおいて良好な再現性を示し,浅い水取込が卓越した。これらの知見は,水源分離の機構としての根の機能変化を強調する。既存のP.densiflora樹木は,浅い根のr_rs*の増加を補償するために,それらの深い根のr_rs*を減少させる。この機構は,侵入するQ.myrsinaifolia木に対する競争によって引き起こされた。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 安定同位体 ,  林分 ,  混交林 ,  木部 ,  吸水 ,  *水源 ,  同位体 ,  再現性 ,  水利用 ,  コミュニティ ,  同位体存在比
準シソーラス用語： 純林 ,  二次遷移 ,  植物種 ,  *植生遷移 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 種間相互作用 ,  ニッチ分離 ,  植物共存 ,  根の吸水 ,  安定同位体 ,  水利用戦略

分類 (4件)： 植物生理学一般  (EH02010Y) ,  水文学一般  (DC07010R) ,  土壌物理  (FB04030R) ,  森林植物学  (FF02020E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 根 ,  機能変化 ,  植生遷移 ,  水源