文献
J-GLOBAL ID:201802234925439711   整理番号:18A1423215

加熱方法が各種黄銅母材はんだ付部のボイド形成に与える影響

Effect of heating method on void formation at solder joint of each brasses
著者 (4件):
資料名:
巻: 57  ページ: 132-136  発行年: 2018年08月01日 
JST資料番号: S0603A  ISSN: 1347-7234  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
黄銅は良好な延性と加工性を有する。Biおよび/あるいはSiを含有する鉛フリー黄銅が,水質基準のような環境規則への遵守のために実用されてきた。鉛フリーはんだによる黄銅のはんだ付けは実用に必要である。従って,黄銅上でのはんだのはんだ付け能を推定する方法が必要である。これまでの報告において,著者らは新しい試片を開発し,いくつかの黄銅に対するSn-Ag-CuはんだおよびSn-Sbはんだのはんだ付け能を推定した。実際の使用に遭遇するものにより似た試片を作製するために,一定の隙間を有する平行試片を開発した。この試片において,はんだはこの隙間に浸透し;サンプルが冷却した後にX線透過画像観察によって浸透距離とボイドを引き続き調査し推定した。本研究において用いたベース金属は,黄銅としてC3531,C3771,C6803,およびC6810,ならびに純銅としてC1220であった。Sn-3%Ag-0.5%CuおよびSn-5%Sbをハンダとして用いた。トーチによる不均質加熱を模擬するためにはんだ付け用にホットプレートを用いた。比較として,均一加熱を模擬する炉中での加熱も行なった。4種類のボイドをはんだ付け部の観察によって確認した。第一のボイドははんだ浸透の初期部中のボイドである。第二のボイドは球形ボイドである。第三のボイドは非球形ボイドである。第四のボイドは収縮ボイドである。全はんだ付け層に対するボイド面積を推定した。ボイド面積は,ホットプレート上での加熱の場合よりも炉中での加熱の場合に小さい傾向であった。特に球形ボイドは劇的に減少した。温度測定がベース金属の間の温度勾配の存在を確認した。さらに,はんだの濡れ挙動に及ぼす熱勾配の効果を推論した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ろう付 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る