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J-GLOBAL ID：201802234925773207   整理番号：18A1590994

長期生存成人肝移植レシピエントにおける無症候性炎症性病変の分子プロファイリング【JST・京大機械翻訳】

Molecular profiling of subclinical inflammatory lesions in long-term surviving adult liver transplant recipients

著者 (10件)： Londono Maria-Carlota (Liver Unit, Hospital Clinic Barcelona, IDIBAPS, CIBEREHD, Barcelona, Spain) ,  Souza Lara Neves (Institute of Liver Studies, King’s College Hospital, MRC Transplant Centre, King’s College London University, London, England, United Kingdom) ,  Lozano Juan-Jose (Bioinformatic Platform, Biomedical Research Center in Hepatic and Digestive Diseases (CIBEREHD), Instituto de Salud Carlos III, Spain) ,  Miquel Rosa (Institute of Liver Studies, King’s College Hospital, MRC Transplant Centre, King’s College London University, London, England, United Kingdom) ,  Abraldes Juan G. (Cirrhosis Care Clinic, Liver Unit, Division of Gastroenterology, Centre of Excellence for Gastrointestinal Inflammation and Immunity Research, University of Alberta, Edmonton, Canada) ,  Llovet Laura-Patricia (Liver Unit, Hospital Clinic Barcelona, IDIBAPS, CIBEREHD, Barcelona, Spain) ,  Quaglia Alberto (Institute of Liver Studies, King’s College Hospital, MRC Transplant Centre, King’s College London University, London, England, United Kingdom) ,  Rimola Antoni (Liver Unit, Hospital Clinic Barcelona, IDIBAPS, CIBEREHD, Barcelona, Spain) ,  Navasa Miquel (Liver Unit, Hospital Clinic Barcelona, IDIBAPS, CIBEREHD, Barcelona, Spain) ,  Sanchez-Fueyo Alberto (Institute of Liver Studies, King’s College Hospital, MRC Transplant Centre, King’s College London University, London, England, United Kingdom)
資料名： Journal of Hepatology  (Journal of Hepatology)
巻： 69  号： 3  ページ： 626-634  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0278C  ISSN： 0168-8278  CODEN： JOHEEC  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 無症状炎症性変化は,プロトコール肝生検を受けている長期移植レシピエントで一般的に記述されている。これらの病変の病因は不明のままである。本研究の目的は,進行性無症状炎症性肝同種移植片損傷を駆動する重要な分子経路を同定することであった。すべての肝臓レシピエントは,移植後10年以上の病院のクリニックバルセロナで追跡され,研究に参加するためにスクリーニングされた。肝疾患の再発,胆道または血管合併症,慢性拒絶反応,および異常肝機能検査の患者を除外した。67名の患者が参加し,血液および血清学的検査,一過性エラストグラフィおよび肝生検を受けた。全ゲノム次世代シークエンシングプラットフォームを用いて67の生検のうちの49から抽出したRNAについてトランスクリプトームプロファイリングを行った。患者は,インデックス肝生検の後,6.8年の中央値のために追跡した。移植から肝生検までの期間の中央値は13年(10~22)であった。最も頻繁に観察された組織学的異常は,45の生検(67%)に存在する異なる程度の線維症を伴う門脈炎症であった。102および425の共発現遺伝子の2つのモジュールは,門脈炎症,界面肝炎および門脈線維症と有意に相関していた。これらのモジュールはT細胞仲介拒絶と関連することが知られている分子経路に富んでいた。2つのモジュールに対する最も高い発現レベルを示す肝臓同種移植片は,臨床的に明らかな拒絶反応を伴う生検の転写プロファイルを再現し,線維症の非侵襲性マーカーにより評価されたように,経時的に進行性損傷を発生させた。長期に生存する成人肝移植レシピエントの大きな割合は,無症状の組織学的異常を示す。これらの患者の肝臓組織のトランスクリプトームプロファイルは,T細胞仲介拒絶反応のそれと密接に似ており,進行性同種移植片損傷をもたらす可能性がある。長期間生存する成人肝移植レシピエントの大部分は,無症状組織学的異常を示す。これらの患者の大部分からの肝臓組織の発現プロファイル(遺伝子の活性の測定)は,T細胞仲介拒絶のプロフィールに密接に似ている。拒絶関連遺伝子の最も高い発現レベルを示す肝臓同種移植片は,経時的に進行性損傷を発生させた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： トランスクリプトーム ,  T細胞 ,  線維症 ,  生検 ,  病因 ,  患者 ,  拒絶反応 ,  *肝臓移植 ,  *成人 ,  RNA【核酸】 ,  プロトコル ,  ゲノム
準シソーラス用語： *プロファイリング ,  同種移植片 ,  肝生検 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 肝移植 ,  長期間 ,  組織学的異常 ,  無症候性炎症 ,  特発性肝炎 ,  T細胞媒介拒絶反応

分類 (1件)： 消化器疾患の外科療法  (GH05030R)

タイトルに関連する用語 (7件)： 長期 ,  生存 ,  成人 ,  移植レシピエント ,  症候 ,  炎症性病変 ,  分子プロファイリング