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J-GLOBAL ID:201802234999650853   整理番号:18A0338170

冬コムギにおける新たな汚染に及ぼすデオキシニバレノールリスクへの異なる感受性を有する農業プログラムの影響【Powered by NICT】

Effect of agronomic programmes with different susceptibility to deoxynivalenol risk on emerging contamination in winter wheat
著者 (5件):
資料名:
巻: 85  ページ: 12-24  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1009A  ISSN: 1161-0301  CODEN: EJAGET  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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デオキシニバレノール(DON)は世界中で小穀作物で最も一般的なマイコトキシンであり,その発生は赤かび病(FHB)の存在と密接に関係する。衛生リスクを最小化するために,コムギ作付体系はDON汚染を制御するために設計されている,これは主要な目標汚染物質である。しかし,Fusariumおよび他の真菌種により生産されるいくつかの他のマイコトキシン及び二次代謝産物は,コムギで検出された。本研究の目的は,DON汚染に対して異なる感受性を有する農業プログラムの応用もコムギ穀粒におけるマイコトキシンの発生に影響するかどうかを評価することであった。圃場試験は,北イタリアで実施された,自然感染条件下で,3年間の生育シーズンの期間にわたって,4磁場プログラム,コムギ品種(DON汚染と一般的な中程度の抵抗性に感受性であることをデューラムコムギ品種)および出穂時2殺菌剤散布(出穂時アゾール適用と比較して未処理対照)の組み合わせにより構成されていたを比較した。穀粒試料は希釈マイコトキシンLC-MS/MS法により分析した,43種類の真菌代謝産物が検出された。DONに加えて,最も豊富な化合物はアウロフサリン,クルモリンとデオキシニバレノール 3 グルコシド,全成長季節と農業戦略で検出した。他のトリコテセンとゼアラレノン誘導体も検出されたが,明らかに低い濃度であった。,Fusarium avenaceum,アルテルナリオール,アルテルナリオールメチルエーテルおよびテントキシン,Alternaria種により産生されるを例えば他のFusarium種により産生される,エンニアチン及びモニリホルミンによる汚染は,比較した全ての成長期で観察された。他のマイコトキシン及び二次代謝産物の存在は,気候条件により明らかに影響を受けた:フモニシン,beauvaricin,ビカベリン,フザリン酸とbutenolidはより暖かい成長季節で検出されたが,一方,クリソジンインフェクトピロン,セカロン酸と麦角アルカロイド(13種の毒素の合計)はのみより雨季と寒冷季節で見られた。エキセチン,decalonectrin,毒素T-2及びHT-2は微量でのみ見出された。場プログラムの適用は,各成長時期におけるDON汚染を明らかに影響を受け:この毒素の有意な増加が最低リスク農業戦略から最高値が観察された。最も好ましいDON制御場プログラム(出穂で殺菌剤散布と組み合わせた中程度抵抗性品種)の適用は,このマイコトキシンの含量を89%減少させ,最悪プログラム(未処理感受性品種)と比較した。DON汚染の危険の少ない農業戦略の適用は,DONの真菌種を産生することによって生成した全ての他のマイコトキシンの有意な減少(>84%)をもたらした。さらに,考慮した農業要因(品種感受性と殺菌剤散布)は,環境条件の関数とマイコトキシンのタイプで変化することを防除効果をもたらしたが,結果は,ほとんどすべての他のFusarium,Alternaria,Claviceps及びPenicillium代謝産物の,DON含有量を最小化できることを農業戦略の適用後,明らかな減少傾向を示した。本研究で要約した結果,異なる環境と農学的条件下で得られた,はコムギのマイコトキシンを制御するために適用できることを農業戦略の最初の評価を可能にした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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菌類による植物病害  ,  麦 
タイトルに関連する用語 (4件):
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