文献

J-GLOBAL ID：201802235039364540   整理番号：18A0242762

サンギナリン及びケレリトリン:凝集誘起発光増強およびpH感受性特性を有するミトコンドリアイメージングのための2種の天然生成物【Powered by NICT】

Sanguinarine and chelerythrine: two natural products for mitochondria-imaging with aggregation-induced emission enhancement and pH-sensitive characteristics

著者 (6件)： Lei Yaohui (Department of Medicinal Chemistry, School of Pharmaceutical Science, Sun Yat-sen University, Guangzhou, 510006, P. R. China. [e-mail]) ,  Liu Liyan ,  Tang Xuemei ,  Yang Depo ,  Yang Xuhui ,  He Feng
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 8  号： 8  ページ： 3919-3927  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,二種の天然生成物:ケレリトリン(Che)及びサンギナリン(San)は一連の分光学的および理論的実験による凝集誘起発光増強(AIEE)特性を系統的に調べた。SanとCheのCH_3OH溶液にH_2Oの増加した量を添加した後,典型的な凝集誘起発光増強(AIEE)挙動が観察された;,増強された蛍光寿命とナノ粒子もまたモニターした。さらに,二種類の分子立体配座の存在のために,SanとCheのpH感受性挙動をCH_3OH/H_2O混合物で表示した。密度汎関数理論をJ凝集したSanとCheのAIEE挙動の原因であることを示した。独特のAIEE特性を利用して,親油性カチオンとして表示した優れた細胞透過性とCheのミトコンドリア能。添加では,in vitroで顕著な抗癌活性に基づいて,ミトコンドリア膜電位の脱分極とCheによるミトコンドリアの形態学的崩壊が観察され,ミトコンドリアにおけるCheの凝集はミトコンドリア機能障害をもたらす可能性があることを確認した。SanとCheはそれらの抗癌効果を直接観察することを可能にした有望なミトコンドリアイメージングのための凝集誘起発光増強(AIEE)染料であると提案した。結論として,これらの天然物は腫瘍細胞の潜在的画像誘導治療のための革新的な戦略を提供した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 抗腫瘍作用 ,  カチオン ,  *ミトコンドリア ,  *天然材料 ,  ナノ粒子 ,  腫瘍細胞 ,  モルフォロジー ,  密度汎関数法 ,  *凝集 ,  立体配座 ,  蛍光寿命 ,  酸素複素環化合物 ,  ピリジニウム ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： *pH感受性 ,  *凝集誘起発光 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 有機化合物のルミネセンス  (BM08094A) ,  生体の顕微鏡観察法  (EA03050C)

物質索引 (2件)： ケレリトリン ,  サンギナリン

タイトルに関連する用語 (8件)： サンギナリン ,  ケレリトリン ,  凝集誘起発光 ,  増強 ,  pH感受性 ,  ミトコンドリア ,  イメージング ,  天然生成物