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J-GLOBAL ID：201802235074106360   整理番号：18A0620567

トレース恐怖条件付けに投与した場合の学習と記憶はカンナビジオールにより調節される【Powered by NICT】

Learning and memory is modulated by cannabidiol when administered during trace fear-conditioning

著者 (4件)： Uhernik A.L. (Colorado State University-Pueblo, United States) ,  Montoya Z.T. (Colorado State University-Pueblo, United States) ,  Balkissoon C.D. (Colorado State University-Pueblo, United States) ,  Smith J.P. (Colorado State University-Pueblo, United States)
資料名： Neurobiology of Learning and Memory  (Neurobiology of Learning and Memory)
巻： 149  ページ： 68-76  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0897B  ISSN： 1074-7427  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カンナビジオール(CBD)は,学習と記憶の認知的側面に影響する精神状態を治療するための治療的可能性を持つと考えられているが,不安および心的外傷後ストレス障害(PTSD)を含めた。コンディショニング後に与えられた場合,CBDは恐怖記憶の消去を促進することを示した。これは,恐怖条件付けの前に投与した場合,CBDは,PTSDの治療のためのその潜在的使用を導くと思われるその他の方法で認知学習および記憶過程を調節することを仮定した。,学習と記憶過程に及ぼす認知要求を課すトレース恐怖条件付けプロトコルを投与前にマウスに投与した場合恐怖学習と記憶に及ぼすCBDの影響を調べるために研究を設計した。CBD処理動物は,コンディショニング,強化された一般化された恐怖,抑制されたキュー依存記憶消去,聴覚記憶試験中の凍結のわずかに増加したレベルが上昇し,文脈的恐怖記憶中の凍結のレベルが増加していたことを示した。シナプス可塑性は学習と記憶の基本的な機構であるので,腹側海馬の背側外側扁桃体とCA1領域に発生した痕跡条件づけ依存性樹状突起棘可塑性に及ぼすCBDの影響を評価した。CBD調整に関係なく軽度増強された脊椎密度ことを示し,海馬における条件依存性脊椎増加ではなく,恐怖条件付け動物の扁桃体を阻害した。全体的に見て,ここに示した,CBDの単一前処理線量の記憶調節作用は抗不安薬として臨床的にそれを用いた場合の記憶への基本的な効果をより完全に特徴づける,注意を示唆する必要性を示し,物忘れ障害を治療するための治療薬として,その可能性へのさらなる研究の必要性を指摘した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 海馬 ,  脊柱 ,  動物 ,  *恐怖 ,  前処理 ,  扁桃核 ,  治療法 ,  聴覚 ,  *投与 ,  塑性 ,  *学習 ,  脂環式化合物 ,  オレフィン化合物 ,  多価フェノール
準シソーラス用語： シナプス可塑性 ,  恐怖記憶 ,  *恐怖条件付け , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： カンナビジオール(CBD) ,  心的外傷後ストレス障害(PTSD) ,  痕跡恐怖条件づけ ,  学習と記憶 ,  脊椎密度 ,  記憶獲得

分類 (2件)： 精神科の基礎医学  (GR01020I) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

物質索引 (1件)： カンナビジオール

タイトルに関連する用語 (6件)： トレース ,  恐怖条件付け ,  投与 ,  学習 ,  カンナビジオール ,  調節