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J-GLOBAL ID:201802235088265823   整理番号:18A0323990

受容体FGFRL1の融合活性の進化【Powered by NICT】

Evolution of the fusogenic activity of the receptor FGFRL1
著者 (3件):
資料名:
巻: 625-626  ページ: 54-64  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0023A  ISSN: 0003-9861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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FGFRL1は多核合胞体に対するCHO細胞の融合を誘導する膜貫通受容体である。細胞融合活性は受容体の細胞外Igκドメインに起因していた。融合活性は動物の進化過程で発生するかを調べた。はヒト,マウス,ニワトリ及び魚からIgκドメインはCHO細胞の融合を刺激するが,ナメクジウオおよびウニからIgκドメインはそうではなかった。それ故,FGFRL1の融合活性は脊椎動物の進化中に発症したと考えられる。全ゲノム重複を受けたため骨魚はFGFRL1遺伝子の二コピーを含んでいた。対応する蛋白質(FGFRL1a)の一つは細胞-細胞融合を誘導したが,他の(FGFRL1b)はそうではなかった。キメラ構築物およびin vitro変異誘発の解析はFGFRL1bが重複した後に,その融合活性を失っていることを示唆した。レスキュー実験はこの結論を支持した。四アミノ酸を変化させた場合,FGFRL1bのIgκドメインはFGFRL1aに匹敵する活性,融合蛋白質に変換した。四アミノ酸はIgκドメインの疎水性ポケットに位置していた。はこの疎水性ポケットは,隣接する細胞の膜上の標的分子と相互作用する細胞-細胞融合を誘導する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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細胞膜の受容体 
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