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J-GLOBAL ID:201802235131381374   整理番号:18A1369582

入れ子構造のNHM-LETKFシステムを用いた高密度GNSS受信機ネットワークにより観測される可降水水蒸気のデータ同化実験

Data assimilation experiment of precipitable water vapor observed by a hyper-dense GNSS receiver network using a nested NHM-LETKF system
著者 (8件):
資料名:
巻: 70  号: May  ページ: 70:74 (WEB ONLY)  発行年: 2018年05月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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約1.7kmの平均ステーション間距離を持つ京都宇治市周辺の超高密度全球測位衛星システムネットワークから得られた高分解能可降水水蒸気(PWV)データの同化について研究した。宇治市周辺の2012年8月13~14日に発生した豪雨イベントに焦点を当てた。データ同化法として局所アンサンブル変換Kalmanflterを用いた。観測されたPWVの不均一性は,雨量計によって検出された実際の降雨に先立って,10km未満のスケールで増加した。宇治ネットワークにより観測された天頂湿潤遅延データは,降雨時の水蒸気分布の特徴的長さスケールが1.9~3.5kmの範囲にあることを示した。高い水平分解能(数km)によるPWVデータの同化が予測精度を改善することが示唆された。小さな水平方向の局在半径と従来の水平局在半径の両方を用いて,高分解能PWVデータの同化実験を行った。感度実験を繰り返し,PWVデータの平均水平間隔を1.7から8.0kmに変化させた。同化PWVデータの水平間隔が8.0から3.5kmに減少したとき,再現した時間毎降雨量の精度はPWVの同化のための従来の局在半径を用いた実験で悪化した。対照的に,小さな水平方向の局在半径を適用した場合は,時間毎降雨量の精度は改善した。小さい水平方向の局在半径を用いた実験では,同化PWVデータの水平分解能が3.5kmの時,時間毎降雨量の精度は最も改善された。PWVデータの最適空間分解能は水蒸気変動の特性長さスケールに関連した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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中小規模擾乱,降水特性 

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