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J-GLOBAL ID:201802235233020392   整理番号:18A0278063

ゲニピンはミトコンドリア品質管理による虚血/再潅流損傷から肝臓を保護する【Powered by NICT】

Genipin protects the liver from ischemia/reperfusion injury by modulating mitochondrial quality control
著者 (2件):
資料名:
巻: 328  ページ: 25-33  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0532A  ISSN: 0041-008X  CODEN: TXAPA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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肝虚血と再潅流(IR)傷害は酸化的ミトコンドリア損傷と密接に関係する。ミトコンドリア品質管理(QC)はミトコンドリア機能障害の回復において重要な役割を果たすので,ミトコンドリアQCは,潜在的な治療標的として出現した。Gardenia jasminoides由来のイリドイド化合物,ゲニピンは抗酸化作用と抗炎症作用を示した。本研究では,IR誘導肝傷害に対するゲニピンの保護機構を調べ,特にミトコンドリアQCに焦点を当てた。雄C57BL/6マウスは60分の肝虚血後,6時間の再灌流を行った。ゲニピン(100mg/kg, i.p.)または賦形剤(10%トゥイーン80生理食塩水における)は,虚血1時間前にマウスに投与した。肝臓と血液試料は,再潅流6時間後に採取した。肝IRは肝細胞酸化損傷と誘発されるミトコンドリア機能障害を増加させた。これらの現象は,ゲニピンにより改善された。肝IRもミトコンドリア分裂のレベル,ダイナミン関連蛋白質1とPINK1蛋白質発現のレベルを増加させた。対照的に,肝臓IRはミトコンドリア生合成関連蛋白質(例えば,ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γコアクチベータ1α,核呼吸因子1およびミトコンドリア転写因子A),マイトファジー関連蛋白質(例えば,パーキン),及び核融合関連蛋白質(例えば,ミトフシン2)のレベルを低下させた。肝IRはサーチュイン蛋白質のレベルとAMP活性化蛋白質キナーゼのリン酸化を減少させた。ゲニピンはこれらのIR誘導変化を軽減した。これらのデータは,ゲニピンがミトコンドリア品質管理の調節を介してIR誘導肝損傷から保護することを示した。(225/250)。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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有機化合物の毒性  ,  金属及び金属化合物の毒性 
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