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J-GLOBAL ID：201802235235309961   整理番号：18A1892140

西湘海岸における2014~2016年の海浜地形変化

ANALYSIS OF TOPOGRAPHIC CHANGES IN 2014-2016 PERIOD ON SEISHO COAST

著者 (6件)： 宇多高明 ((一財)土木研究センターなぎさ総合研究所 兼 日本大学理工学部海洋建築工学科) ,  五十嵐竜行 ((一財)土木研究センター河川・海岸研究部) ,  大谷靖郎 ((一財)土木研究センター河川・海岸研究部) ,  五味久昭 (三洋テクノマリン(株)) ,  立石賢吾 (三洋テクノマリン(株)) ,  繁原俊弘 ((一財)土木研究センター河川・海岸研究部)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 74  号： 2  ページ： I_677-I_682(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2014,2016年に西湘海岸で行われたNMB測量のデータを解析した.その際,沿岸漂砂が沖合の岩礁や海岸線から突出した構造物により阻止された場合に生じる堆積・侵食域の特徴的な分布や,波による地形変化が汀線付近から沖向きに低減するという漂砂の特性などに着目して解析を進めた.酒匂川河口部,小田原PA付近,粗粒材養浜の行われた二宮海岸など,顕著な地形変化が観察された6区域の地形変化を調べた.この結果,観測期間中,酒匂川河口周辺を除く地域では,西向きの沿岸漂砂による地形変化が起きたこと,また,葛川河口付近での沿岸漂砂量が2.5万 m³/yrであったことが明らかになった.(著者抄録)

シソーラス用語： *海岸地形 ,  *変化 ,  *海岸 ,  漂砂 ,  海底地形 ,  深浅測量 ,  測深 ,  方向 ,  海岸侵食 ,  堆積
準シソーラス用語： マルチビーム測深 ,  移動方向 ,  沿岸漂砂 ,  海底形状 ,  *海浜地形 ,  水深測量 ,  *西湘海岸 ,  *地形変化

著者キーワード (5件)： Seisho coast ,  topographic changes ,  longshore sand transport ,  Narrow Multi-Beam survey ,  depth of closure

分類 (1件)： 海岸工学  (RC13000X)

引用文献 (4件)：

• 1) 宇多高明,高尾治海,秋田和枝,芹沢真澄,三波俊郎,石川仁憲,横澤綾:海底谷への土砂落ち込みの予測モデル,海岸工学論文集,第56巻,pp. 626-630,2009.
• 2) 宇多高明,丸山將吾,高野弘之,芹沢真澄,三波俊郎,石川仁憲,宮原志帆:T0709号時の高波浪による西湘海岸の急変形の再現計算,海岸工学論文集,第56巻,pp. 561-565,2009.
• 3) 藤井政人,伊藤一十三,鈴木建也,宇多高明,五十嵐竜行,五味久昭,立石賢吾,繁原俊弘:西湘海岸沖海底谷周辺でのNMB観測データの解析,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 72,No. 2,pp. I_793-I_798,2016.
• 4) 船橋昇治,四十物利孝,武笠裕美,宇多高明,酒井和也,芹沢真澄,宮原志帆:二宮海岸での粗粒材養浜による砂浜復元の実証実験,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 70,No. 2,pp. I_706-I_710,2014.

タイトルに関連する用語 (2件)： 西湘海岸 ,  海浜地形