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J-GLOBAL ID：201802235311994522   整理番号：18A0404958

ジアルコキシフェニルピレン分子の蛍光ソルバトクロミズムの実験的及び理論的研究【Powered by NICT】

Experimental and theoretical investigation of fluorescence solvatochromism of dialkoxyphenyl-pyrene molecules

著者 (6件)： Lu Fengniu (Frontier Molecules Group, International Center for Materials Nanoarchitectonics (WPI-MANA), National Institute for Materials Science (NIMS), 1-1 Namiki, Tsukuba 305-0044, Japan. [e-mail]) ,  Kitamura Naoki ,  Takaya Tomohisa ,  Iwata Koichi ,  Nakanishi Takashi ,  Kurashige Yuki
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 20  号： 5  ページ： 3258-3264  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 理論的に実験的にジアルコキシフェニルピレン分子の蛍光特性を研究した。著者らの実験は,2,5-ジメトキシフェニル-ピレンにおける蛍光ソルバトクロミズム,異性体の発光特性に及ぼす顕著な溶媒効果ではなかった対照的に,3,5 and2,6-ジメトキシフェニル-ピレンを確認した。溶媒依存のこの明確な違いは,異性体間の励起状態の特性の違い,二メトキシ基の置換位置でのみ異なるを反映すると考えられる。二置換分子の位置効果は二置換基の相対的位置により支配されていることをフェニル基の最高被占分子軌道のトポロジーにより理論的に説明することに成功した,モノ置換分子のメタ効果にいくらかの矛盾した。理論計算も励起状態の特性を解析するために用いた;2,5-ジメトキシフェニル-ピレン単独では励起状態であり,ソルバトクロミズム効果に関与する分子内電荷移動特性を示した。励起状態の動力学を時間分解蛍光測定を用いて分析し,その中で蛍光強度の特徴的増加は2,5-ジアルコキシフェニル-ピレンで観察された;この観察は理論計算によっても支持された。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 異性体 ,  溶媒効果 ,  HOMO ,  位相幾何学 ,  フェニル基 ,  励起状態 ,  *ソルバトクロミズム ,  *蛍光
準シソーラス用語： 蛍光強度 ,  時間分解蛍光 ,  分子内電荷移動 ,  理論計算 ,  位置効果 ,  発光特性 ,  蛍光特性 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 分子の電子構造  (BH05010Q) ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  (BH06062I)

タイトルに関連する用語 (6件)： 分子 ,  蛍光 ,  ソルバトクロミズム ,  実験 ,  理論 ,  研究