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J-GLOBAL ID:201802235348511751   整理番号:18A0782372

ラット脊髄損傷後のオートファジー刺激による機能回復の改善におけるネトリン-1の役割【JST・京大機械翻訳】

The Role of Netrin-1 in Improving Functional Recovery through Autophagy Stimulation Following Spinal Cord Injury in Rats
著者 (9件):
資料名:
巻: 11  ページ: 350  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7064A  ISSN: 1662-5102  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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著者らの以前の知見は,ネトリン-1による処理が,脊髄損傷(SCI)後のラットにおいて,AMP活性化蛋白質キナーゼ/哺乳類ラパマイシン標的(AMPK/mTOR)シグナル伝達経路を活性化することにより,オートファジーの刺激を介して機能的回復を改善できることを示した。しかし,基礎となる機構は解明されていない。本研究の目的は,ネトリン-1が自己貪食を促進し,SCI後の機能回復を改善する根底にある機構を調べることであった。Sprague-Dawleyラットにおける制御されたSCIに続いて,ニューロンにおける自食性フラックスは,軽鎖3-II(LC3-II)陽性およびLC3陽性オートファゴソーム(AP)の蓄積により反映され,自食性基質の蓄積を伴い,sequソーム1(SQSTM1;p62としても知られている)を観察した。著者らの結果は,Netrin-1による処理が,AMPK/mTORシグナル伝達経路を介した転写因子EB(TFEB)の核局在化の調節を介して,リソソームプロテアーゼカテプシンD(CTSD)とリソソーム関連膜蛋白質1(LAMP1)のレベルを増加させることを示した。加えて,リソソーム生合成のこの増強は,自食性フラックスの回復,神経アポトーシスの阻害および機能回復の改善と強く相関した。化合物CによるTFEBの核移行の阻害を介したリソソーム生合成の抑制は,自己貪食性フラックスの回復とSCI後のネトリン-1の機能的回復効果を消失させた。まとめると,これらの結果は,ネトリン-1がAMPK/mTORシグナル伝達経路を介してTFEBの核転座を調節することによりリソソーム生合成を増強することを示す。さらに,SCI後のネトリン-1によるリソソーム生合成の増強は,自食性フラックスを促進し,ラットにおける機能的回復を改善する。このように,TFEBの核局在化を調節することによるリソソーム生合成の調節は,SCIの治療のための新しいアプローチである可能性がある。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 

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