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J-GLOBAL ID:201802235630932511   整理番号:18A0347049

雄マウスの海馬新生ニューロンの高脂肪食誘導性の減少はコミュニケーションボックスを用いた温和な心理的ストレスにより悪化する【Powered by NICT】

A high fat diet-induced decrease in hippocampal newly-born neurons of male mice is exacerbated by mild psychological stress using a Communication Box
著者 (8件):
資料名:
巻: 209  ページ: 209-216  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1170A  ISSN: 0165-0327  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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肥満者は,健康者よりも欝病の頻度が高かった。いくつかの研究は,高脂肪食(HFD)への曝露は,海馬神経形成の減少,より高いストレス応答とストレス誘導性うつの発症につながるをもたらすことを示した。ストレスは肥満とうつ病の危険因子であるが,今までの研究は,HFD誘発性肥満動物の海馬神経発生に対するストレスの影響を調査しなかった。本研究の目的は,肥満HFD給餌マウスは海馬神経発生を調べることによってストレス誘導性うつの発症に対して脆弱であるかどうかを解明することであった。六十四匹の雄ICRマウス(四週齢)は対照(N=24)または45%HFD(N=40)を七週間給餌した。HFD群のうち,二十四匹のマウスを「食餌誘発性肥満」の基準に合致した。動物は,コミュニケーションボックスを用いた心理的ストレスの三日連続に曝露した半を犠牲に生理学的変化を評価し,他の半分はダブルコルチン免疫陽性細胞の推定による海馬神経芽細胞/未成熟ニューロンを定量化するために潅流した。HFDマウスでは,心理的ストレスはカロリー摂取量と内臓脂肪組織の増加と歯状回におけるダブルコルチン陽性細胞の有意な減少をもたらした;が,このような差は,対照群では見られなかった。海馬神経発生における段階特異的変化を評価するために他の神経原性マーカーを用いた更なる研究限界が要求される著者らの知見は,海馬新生ニューロンにおけるHFD誘導減少はストレス脆弱性,肥満者のストレスに関連したうつの高いリスクに寄与するかもしれないことを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  動物の代謝と栄養一般  ,  代謝異常・栄養性疾患の治療 

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