文献

J-GLOBAL ID：201802235660743928   整理番号：18A1596484

氷XIVから氷XIIへの秩序無秩序転移に対する熱力学的および速度論的同位体効果【JST・京大機械翻訳】

Thermodynamic and kinetic isotope effects on the order-disorder transition of ice XIV to ice XII

著者 (4件)： Fuentes-Landete Violeta (Institute of Physical Chemistry, University of Innsbruck, A-6020 Innsbruck, Austria. [e-mail]) ,  Koester Karsten W. ,  Boehmer Roland ,  Loerting Thomas
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 20  号： 33  ページ： 21607-21616  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 氷XIVの氷XIIへの秩序無秩序転移を伴う同位体効果を熱量測定,X線回折,誘電分光法を用いて研究した。低温氷XIV相における水素秩序の程度に及ぼす高圧生産中及び雰囲気圧力回復中に適用される冷却速度の影響に特に重点を置いた。D_2Oからの試料では,秩序化は,より小さい冷却速度にもかかわらず,H_2Oから生成した結晶よりも小さいという意味で達成するのが難しい。秩序化の程度は,熱量測定を用いてPaulingエントロピーの観点から定量化でき,X線回折と誘電分光法を用いてそれぞれ調べた構造的および動的特徴においてそれ自身を明らかにした。塩化水素をドープした試料において,H/D置換は約30倍まで双極子動力学を遅くし,秩序無秩序転移を4~6Kシフトさせることが分かった。以前の仮定とは対照的に,冷却速度が十分小さい場合には,周囲圧力でも高い規則度に達することが可能である。すなわち,周囲圧力では,斜方晶応力は,H2Oに対しては300~2000倍,D_2O試料に対しては30~100の因子により,秩序化転移近傍の双極子再配向を減速させた。さらに,77Kでの著者らの試料の長期保存により,秩序度の驚くほど大きい増加に達した。D_2O試料では,Paulingエントロピーの45%以上に相当する前例のない高次を観測した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 斜方晶系 ,  ドーピング ,  熱量測定 ,  再配向 ,  エントロピー ,  規則度 ,  *同位体効果 ,  *熱力学 ,  冷却速度 ,  低温 ,  高圧 ,  双極子 ,  X線回折 ,  *秩序無秩序転移
準シソーラス用語： 誘電分光法 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 物理化学一般その他  (CB01030T) ,  その他の無機化合物の結晶構造  (BK07030J) ,  非金属化合物  (CD01070R)

タイトルに関連する用語 (4件)： 氷 ,  秩序無秩序転移 ,  熱力学 ,  速度論的同位体効果