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J-GLOBAL ID：201802235665539435   整理番号：18A2202388

カーボンナノチューブの分離技術とその応用

Separation techniques for carbon nanotubes and their applications

著者 (1件)： 田中丈士 (産業技術総合研 ナノ材料研究部門)
資料名： 応用物理  (JSAP International)
巻： 87  号： 12  ページ： 902-906  発行年： 2018年12月10日 
JST資料番号： F0252A  ISSN： 0369-8009  CODEN： OYBSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 単層カーボンナノチューブ(CNT)は多様な応用が期待されており,特にエレクトロニクスや光学への応用のためには,金属型と半導体型,あるいは単一構造のCNTの分離が非常に重要である。筆者らは10年以上にわたり,これら分離法を開発してきた。本稿では,筆者らの分離研究の最近の進展と,分離CNTを用いた応用開発について紹介する。混合界面活性剤を用いたゲルカラムクロマトグラフィにより,単一構造の半導体型CNTの大量分離や,高純度のエナンチオマ分離を実現した。また,応用開発の例として,バイオイメージング,室温単一光子源,センサなどを紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *カーボンナノチューブ ,  界面活性剤 ,  *分離 ,  光源 ,  画像処理 ,  *カラムクロマトグラフィー ,  ゲル ,  純度 ,  半導性 ,  金属性 ,  画像 ,  化学センサ
準シソーラス用語： *エナンチオマ分離 ,  バイオイメージング ,  鏡像 ,  高純度 ,  単一光子源

分類 (2件)： その他の無機化合物の薄膜  (BK14060A) ,  クロマトグラフィー,電気泳動  (CC01050S)

引用文献 (31件)：

• S. Iijima and T. Ichihashi: Nature 363, 603 (1993).
• R. Saito, M. Fujita, G. Dresselhaus, and M. Dresselhaus: Appl. Phys. Lett. 60, 2204 (1992).
• M. Arnold, A. Green, J. Hulvat, S. Stupp, and M. Hersam: Nat. Nanotechnol. 1, 60 (2006).
• S. Ghosh, S. Bachilo, and R. Weisman: Nat. Nanotechnol. 5, 443 (2010).
• C. Khripin, J. Fagan, and M. Zheng: J. Am. Chem. Soc. 135, 6822 (2013).

タイトルに関連する用語 (2件)： カーボンナノチューブ ,  応用