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J-GLOBAL ID：201802235782787660   整理番号：18A0148884

カチオン-カチオン錯体における水素結合とハロゲン結合:溶媒の影響【Powered by NICT】

Hydrogen Bond versus Halogen Bond in Cation-Cation Complexes: Effect of the Solvent

著者 (4件)： Chalanchi Saber Mohammadi (Department of Chemistry, University of Sistan and Baluchestan, P.O. Box 98135-674, Zahedan, Iran) ,  Alkorta Ibon (Instituto de Quimica Medica (CSIC), Juan de la Cierva, 3, 28006-, Madrid, Spain) ,  Elguero Jose (Instituto de Quimica Medica (CSIC), Juan de la Cierva, 3, 28006-, Madrid, Spain) ,  Quinonero David (Departament de Quimica, Universitat de les Illes Balears, Crta. de Valldemossa km 7.5, 07122, Palma de Mallorca, Spain)
資料名： ChemPhysChem  (ChemPhysChem)
巻： 18  号： 23  ページ： 3462-3468  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1265A  ISSN： 1439-4235  CODEN： CPCHFT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水素-(HB)とハロゲン結合(XB)4-アンモニウムピリジンとhalogenammonium(NH_nF_3nX~+,0 3;X=F,Cl,Br,およびI)カチオン-カチオン錯体の間の競合を,DFT計算によって調べた。HBとXB極小構造を気相中で全ての系に見られた。フッ素原子の数が増加するにつれて,HB錯体はXBのそれよりも有利であった。プロトン移動は一般的に2,3,または四ハロゲン原子との複合体で観察された。ふっ素原子の数が増加するにつれてXB錯体は従来のハロゲン結合から発展し,ハロゲン共有錯体とイオン錯体。解離遷移状態及びそれらの対応する障壁も特性化した;障壁はフッ素原子の数が増加すると増加した。溶媒効果を考慮すれば,結果は,非極性溶媒,n-ヘキサンのようなでも,ほとんどの場合,その錯体は良好な結合エネルギーを有することを示した。分子中原子理論は錯体を分析するために使用すると,分子間結合長をもつ電子密度と全電子エネルギー密度(H)値の間の良好な相関が得られた。得られたH値によれば,これらの相互作用の共有結合性は相互作用する原子のvan der Waals半径の和を72 74%距離で明らかにし始めた。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 核間距離 ,  遷移状態 ,  *水素結合 ,  電子密度 ,  *ハロゲン ,  プロトン移動 ,  相互作用 ,  溶媒効果 ,  密度汎関数法 ,  *錯体 ,  結合エネルギー ,  フッ素 ,  *カチオン ,  共有結合
準シソーラス用語： *ハロゲン結合 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： cations ,  密度汎関数計算 ,  ハロゲン ,  水素結合 ,  溶媒効果

分類 (2件)： 分子の電子構造  (BH05010Q) ,  物理化学一般  (CB01010X)

タイトルに関連する用語 (5件)： カチオン ,  錯体 ,  水素結合 ,  ハロゲン結合 ,  溶媒