文献

J-GLOBAL ID：201802235785211721   整理番号：18A0230094

金属積層造形を用いた高耐久・高機能金型の開発-金属積層造形の利活用拡大に向けて-

Development of High-durability and High-performance Injection Mold Fabricated by Metal Additive Manufacturing-Aiming for Effective Use of Metal Additive Manufacturing-

著者 (5件)： 高野昌宏 (石川県工試) ,  吉田勇太 (石川県工試) ,  宮川広康 (石川県工試) ,  谷内大世 (石川県工試) ,  前川満良 (石川県工試)
資料名： 石川県工業試験場研究報告  (Report of the Industrial Research Institute of Ishikawa)
号： 65  ページ： 13-18  発行年： 2016年12月05日 
JST資料番号： F0740A  ISSN： 0289-8934  CODEN： IKSHE3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金属3Dプリンタは複雑な部品や金型を直接製造する生産装置としての活用が期待されているが,疲労強度が低いことや造形不良が生じるなどの課題がある。また,機能性の高い3Dプリンタの特長を活かした形状設計を行うことも重要である。本研究では,造形可能な形状の評価と疲労強度が向上するレーザ条件の検討を行った。その結果,内部欠陥を微小化し,疲労強度を向上させるにはレーザの二重照射法が有効であった。また,有限要素解析に基づいて金型内部の複雑水管を設計し,耐久性,冷却性能の優れた射出成形金型を試作した。射出成形実験により成形時間の短縮や成形品の反りの低減に対する優れた効果が確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： *付加製造 ,  *疲れ強さ ,  レーザ照射 ,  有限要素法 ,  数値解析 ,  水管 ,  射出成形 ,  3Dプリンタ ,  レーザ融解 ,  積層構造 ,  加工条件 ,  内部欠陥 ,  冷却器 ,  マルエージング鋼 ,  金属粉末 ,  流動解析 ,  *高分子加工用型 ,  プラスチック成形 ,  射出成形金型 ,  冷却管 ,  *機械的性質 ,  *強度 ,  解析
準シソーラス用語： 積層造形

分類 (2件)： 鋳造に関する各種技術  (WC01040B) ,  射出成形  (YH04050Y)

引用文献 (3件)：

• 唐土庄太郎,増尾大慈,矢倉孟,山本泰弘.′′積層造形とHIP処理によって準備したTi-6Al-4V材料の機械的特性′′. 粉体および粉末冶金.2013,vol.61,no.5, p.250-254.
• 村上敬宜,宇宿尚史.′′介在物寸法の統計的評価とそれに基づく高硬さ鋼の疲労限度予測′′.日本機械学会論文集(A編).1989,vol.55, no.510, p.213-221.
• Satoshi Kitayama, Hiroyasu Miyakawa, Masahiro Takano, ShujiAiba. ′′Multi-objective optimization of injection molding process parameters for short cycle time and warpage reduction using conformal cooling channel′′ .Int J AdvManf Technol. 2016, published.

タイトルに関連する用語 (6件)： 金属積層造形 ,  高耐久 ,  金型 ,  開発 ,  活用 ,  拡大