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J-GLOBAL ID：201802235816358282   整理番号：18A0228715

単一細胞光学歪み補正とナノ構造の格子上の標識無しの三次元細胞形状再構成

Single-Cell Optical Distortion Correction and Label-Free 3D Cell Shape Reconstruction on Lattices of Nanostructures

著者 (5件)： STEPHAN Juergen (Ludwig-Maximilians-Univ. Muenchen, Muenchen, DEU) ,  KEBER Felix (Technische Univ. Muenchen, Garching, DEU) ,  STIERLE Valentin (Ludwig-Maximilians-Univ. Muenchen, Muenchen, DEU) ,  RAEDLER Joachim O. (Ludwig-Maximilians-Univ. Muenchen, Muenchen, DEU) ,  PAULITSCHKE Philipp (Ludwig-Maximilians-Univ. Muenchen, Muenchen, DEU)
資料名： Nano Letters  (Nano Letters)
巻： 17  号： 12  ページ： 8018-8023  発行年： 2017年12月 
JST資料番号： W1332A  ISSN： 1530-6984  CODEN： NALEFD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生物組織の高分解能の知見を与える超解像位置決め顕微鏡において,試料に誘起される光学歪みは位置決めに影響し,精度を制限し得る。ここでは,基板上の生きている単一細胞により誘起される光学歪みを定量化し,補正する方法を示した。高分解能の位置決め顕微鏡において局在する細胞により誘起される光学歪みを,底に配した金ナノ構造による固定した格子を参照して定量化し,単一の細胞であっても,横方向の光学歪みが400nmに達し得ることを見出した。この結果は位置決め精度を大きく限定し,高分解能位置決めにおいて無視できない。この光学歪の新しい補正法として,細胞の三次元的な形状に基づく幾何光学的手法を用い,歪みを1/3に低減した。さらに,この手法はナノ構造に依る歪みから逆に三次元的な細胞の形状を再構成できることを明らかにした。この様な方法は標識を要さずに一つの二次元的な画像から三次元的な細胞形状を決定する手法を与える。

シソーラス用語： *超解像 ,  *光学顕微鏡 ,  細胞 ,  画像 ,  適応光学 ,  幾何光学 ,  精度 ,  位置決め ,  形態 ,  三次元 ,  *再構成 ,  格子 ,  *歪補正
準シソーラス用語： *光学歪み ,  単一細胞 ,  補償光学

分類 (1件)： 光学的測定とその装置一般  (BD07010S)

タイトルに関連する用語 (7件)： 単一細胞 ,  光学歪み ,  ナノ構造 ,  格子 ,  標識 ,  細胞形状 ,  再構成