抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:低用量クエチアピンとパロキセチンの併用による広範性不安症(generalizedanxietydisorder、GAD)の治療において、その臨床治療効果及び血清神経伝達物質への影響を検討する。方法:当病院で治療したGAD患者76例を選び、ランダムに研究群と対照群に分け、各38例。対照群はパロキセチン治療を行い、研究群は対照群の基礎に低用量クエチアピン併用治療を行う。両群患者の臨床治療効果、治療前後の血清神経伝達物質レベル及び不良反応の発生状況を比較する。【結果】治療後2,4,8週目のHAMAおよびCGI-SIスコアは両群で有意に減少した(P<0.05)が,HAMAスコアは2,4,8週目で対照群より有意に良好であった(P<0.05)。CGI-SIスコアの治療後8週間の降下程度は明らかに対照群より高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。治療後のNE、5-HT、DAレベルは治療前より明らかに低下し、統計学的有意差があり(P<0.05)、その中、研究群の降下程度は明らかに対照群より高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。両群患者の不良反応の発生率に統計学的有意差はなかった。結論:小用量のクエチアピンとパロキセチンの併用はGADの臨床効果が顕著であり、患者の焦慮程度を有効に下げることができ、血清神経伝達物質のレベルを改善し、しかも不良反応を軽減でき、臨床普及の価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】