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J-GLOBAL ID:201802235857022709   整理番号:18A1381778

腹部大動脈瘤の病因と進行における新規バイオマーカーとしての血清カルプロテクチン:ラットにおける実験モデルからの予備的データ【JST・京大機械翻訳】

Serum Calprotectin as a Novel Biomarker in Abdominal Aortic Aneurysm Pathogenesis and Progression: Preliminary Data from Experimental Model in Rats
著者 (11件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 168-178  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3628A  ISSN: 1570-1611  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 不明 (ARE)  言語: 英語 (EN)
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背景:腹部大動脈瘤(AAA)形成は炎症とマトリックス分解に関連する。本研究では,炎症に対する新しいバイオマーカーであるカルプロテクチンおよびC反応性蛋白質(CRP)およびマトリックスメタロプロテイナーゼ-9(MMP-9)のような確立されたバイオマーカーもAAAの病因および進行中の炎症性バイオマーカーを示す可能性があるという仮説を試験した。著者らはまた,AAA直径および血清カルプロテクチンレベルを有する進行性グリシン末端生成物(sRAGE)に対する血清可溶性受容体の相関を評価した。【材料と方法】ラット腹部大動脈をブタ膵臓エラスターゼ(AAA群)または生理食塩水(対照群)で灌流し,灌流後7日目と14日目(治療群当たりn=11)について研究した。動脈りゅうは元の直径の150%以上の大動脈の拡張と定義された。開腹術は,大動脈直径測定のために0(T0),7(T7)および14(T14)で行った。同じ時間間隔で,カルプロテクチン,CRP,sRAGEおよびMMP-9の血清レベルを測定した。結果:すべての動物はAAAを発症し,破裂は起こらなかった。T14におけるAAA群のMMP-9(T0と比較してp<0.05)およびT14におけるAAA群におけるカルプロテクチン(T7およびT0と比較してp<0.001)は,すべての時間で有意に増加し続けた。血清sRAGEはAAA群で対照群およびAAA群と比較してすべての時点で有意に低かった(p<0.001)。一方,CRPの最高レベルは両群でT7で同定された。AAA群におけるカルプロテクチン濃度は,T7およびT14における対照と比較して有意に高かった(それぞれp<0.001およびp<0.001)。大動脈径は,すべての時点でMMP-9およびカルプロテクチン血清濃度と有意に相関していた(r=0.51,p<0.001;r=0.728,p<0.001)。血清sRAGEレベルはすべての時点(r=-0.48,p<0.001)および血清カルプロテクチンレベル(r=-0.22,p<0.001)で大動脈直径と有意に相関した。結論:これは,AAA炎症バイオマーカーとしてのカルプロテクチンの最初の評価である。それはAAA自然史に関連する有望なマーカーであると思われる。AAAsの発生および進行におけるカルプロテクチンの役割を完全に解明するためには,さらなる実験的および大規模なヒト研究が必要である。Copyright 2018 Bentham Science Publishers All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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循環系の基礎医学 

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