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J-GLOBAL ID：201802235860997722   整理番号：18A1299334

免疫媒介腎疾患におけるTh17の可塑性と不均一性【JST・京大機械翻訳】

Plasticity and heterogeneity of Th17 in immune-mediated kidney diseases

著者 (2件)： Krebs Christian F. (III. Department of Medicine, University Medical Center Hamburg-Eppendorf, Germany) ,  Panzer Ulf (III. Department of Medicine, University Medical Center Hamburg-Eppendorf, Germany)
資料名： Journal of Autoimmunity  (Journal of Autoimmunity)
巻： 87  ページ： 61-68  発行年： 2018年 
JST資料番号： T0754A  ISSN： 0896-8411  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連糸球体腎炎,抗糸球体基底膜(GBM)糸球体腎炎およびループス腎炎は,西洋世界における急速進行性糸球体腎炎(RPGN)の最も一般的な原因である。自己免疫腎疾患のこれらの攻撃的な型は末期腎疾患に有意に寄与し,高い罹患率と死亡率に関連する。さらに,患者は臨床転帰および治療に対する反応に関して有意な不均一性を示す。T細胞浸潤はRPGNの形態学的特徴であり,それは腎臓損傷の重要なドライバーである。異なる調節及びエフェクタ機能を付与した異なるCD4+T細胞サブセットはこの有害な炎症過程に関与する。特に,IL-17発現CD4+Th17細胞の同定と機能的特性化は,器官特異的自己免疫の理解を実質的に進歩させた。ANCA関連GN,抗GBM-GN及びループス腎炎を含む半月体及び増殖性GNの実験モデルにおいて,Th17/IL-17軸は腎臓組織損傷に有意に寄与した。ANCA関連GNまたはループス腎炎患者において,IL-17血清レベルは疾患活性と相関した。さらに,Th17細胞はこれらの患者の腎臓に存在し,強力な進行中の臨床的および基礎的研究の話題を表す。重要なことに,最近の研究では,最終分化した均一細胞としてのCD4+T細胞サブセットの見解が挑戦されており,T細胞,特にTh17細胞は以前に考えられていたよりもはるかに柔軟で不均一であることを示している。しかし,自己免疫腎臓病のマウスモデルにおけるTh17細胞運命の解析は,これらの細胞内で高い安定性を示し,実験的自己免疫性脳脊髄炎を含む自己免疫疾患の他のモデルにおけるTh17細胞とは対照的である。興味深いことに,抗CD3処理は安定なTh17細胞を妨害し,Th17細胞における潜在的調節表現型を誘導し,自己免疫における病原性Th17細胞の標的化の治療的可能性を強調する。本レビューでは,Th17細胞可塑性が腎臓炎症に対して有益か有害であるかについて,この過程の根底にある機構と議論に焦点を当てて,自己免疫腎疾患におけるTh17細胞可塑性と不均一性の現在の知識について議論する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： CD3抗原 ,  治療法 ,  *塑性 ,  T細胞 ,  ループス腎炎 ,  表現型 ,  罹患率 ,  血清中濃度 ,  病原性 ,  ANCA ,  患者 ,  自己免疫 ,  ターゲティング
準シソーラス用語： インターロイキン17 ,  *Th17細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 泌尿生殖器の臨床医学一般  (GM01030E) ,  泌尿生殖器疾患の治療一般  (GM05010K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 免疫 ,  腎疾患 ,  Th17 ,  可塑性 ,  不均一性