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J-GLOBAL ID：201802235947771677   整理番号：18A0754851

沿岸砂丘植物における個体群と範囲全体の遺伝的構造に対する多重交配システムシフトの結果【JST・京大機械翻訳】

Consequences of multiple mating-system shifts for population and range-wide genetic structure in a coastal dune plant

著者 (2件)： Lopez-Villalobos A. (Department of Biology, Queen’s University, Kingston, ON, Canada) ,  Eckert C. G. (Department of Biology, Queen’s University, Kingston, ON, Canada)
資料名： Molecular Ecology  (Molecular Ecology)
巻： 27  号： 3  ページ： 675-693  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2684A  ISSN： 0962-1083  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 異系交配から自殖への進化的遷移は,複数の空間規模での種の遺伝的多様性と構造に強く影響する。著者らは,13の核(n)および6つの葉緑体(cp)マイクロサテライト(SSR)遺伝子座において,種の範囲にわたって38の個体群に対する変異を検定することにより,北アメリカ,太平洋沿岸砂丘固有植物Camissonopsis cheiranthifolia(Onagaceae)における交配系シフトの遺伝的結果を調べた。自殖によって引き起こされた効果的な個体群サイズ(N_e)の予想された減少から予測されたように,小開花,主に自殖(SF)個体群は,大規模開花,優性交配(LF)個体群よりはるかに低いnSSR多様性(cpSSRではない)を持っていた。nSSRの多様性における減少は,N_e単独に及ぼす自己組織化の影響から予想されるよりも大きかったが,個体群密度に及ぼす自己組織化の間接的影響によっては説明できなかった。自殖は遺伝子流動を減少させるべきであるが,SF個体群はLF個体群より遺伝的に分化されなかった。nSSR遺伝子型の5クラスターとcpSSRハプロタイプの3グループを検出した。しかし,系統的に広い遺伝的変異は,自殖クラスターでは低くなく,生殖保証の選択がこの種における自殖の進化を妨げるという仮説を支持することができなかった。LFとSF植物が共存する3つの個体群内で,多様な花表現型の間の遺伝的分化を検出し,生殖隔離(おそらく接合後)がこの種の範囲で観察される顕著な細胞系分化の維持を助ける可能性があることを示唆した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 生息密度 ,  *遺伝 ,  マイクロサテライト ,  クラスタ ,  北アメリカ ,  分化 ,  *個体群 ,  開花 ,  表現型 ,  ハプロタイプ ,  遺伝子型 ,  異系交配
準シソーラス用語： 遺伝的変異 ,  遺伝子流動 ,  自殖 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Camissoniopsis cheiranthifolia ,  遺伝的分化 ,  遺伝的多様性 ,  アカバナ科 ,  生殖隔離 ,  自己受精

分類 (1件)： 集団遺伝学  (EC01040J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 沿岸 ,  個体群 ,  遺伝的構造 ,  多重 ,  交配システム ,  シフト