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J-GLOBAL ID:201802236158297165   整理番号:18A0144257

アルカリ性コメットアッセイを用いた遺伝毒性評価のための海洋海綿H ymeniacidon perleveの培養の開発【Powered by NICT】

Development of cultures of the marine sponge Hymeniacidon perleve for genotoxicity assessment using the alkaline comet assay
著者 (3件):
資料名:
巻: 36  号: 12  ページ: 3314-3323  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0978B  ISSN: 0730-7268  CODEN: ETOCDK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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スポンジは,水生生態系における汚染バイオモニタリングと環境リスクアセスメントにおける二枚貝の有望な代替モデル種である。本研究では,新規のin vivo曝露スポンジ培養モデルを実験室で環境関連金属の遺伝毒性影響を調べるために野外収集および凍結保存した海綿(Hymeniacidon perleve)細胞から開発した。コメットアッセイにより評価した3-(4,5-ジメチルチアゾール-2-イル)-2,5-ジフェニルテトラゾールイウムブロミドとDNA鎖切断の減少によって定量化された海綿細胞凝集体を培養し,塩化カドミウム,塩化ニッケル,及び重クロム酸ナトリウムの細胞毒性濃度(0 0.4 mg/L)に曝露した。反応性酸素種(ROS)形成は,Cd,Cr,およびNiの同じ濃度に曝露された海綿細胞凝集体における2′,7′-ジクロロフルオレセイン二酢酸の酸化により定量した。は調べた金属の全てでDNA鎖切断とROS形成のレベルの統計的に有意な(p<0.05)濃度依存増加があった。著者らの知識の及ぶ限りで,著者らは,海洋性海綿動物細胞におけるDNA鎖切断を検出するためにアルカリコメットアッセイを初めて利用し,12時間のCd,Cr,およびNiの非細胞毒性濃度への曝露はDNA損傷の濃度依存性増加とROS産生のレベルをもたらすことを示した。結論として,アルカリ性コメットアッセイと互換性のある低温保存された海綿細胞の培養に基づく新しいin vivoモデルを開発した。コメットアッセイ法により測定した海産海綿動物における遺伝毒性は水生生態系のバイオモニタリング研究とリスク評価のための有用なツールである。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (4件):
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その他の汚染原因物質  ,  重金属とその化合物一般  ,  バイオアッセイ  ,  動物に対する影響 

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