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J-GLOBAL ID：201802236271606053   整理番号：18A0471910

救急医療におけるチーム状況認識のためのシミュレーションベースアプローチ:多施設,観察研究【Powered by NICT】

A Simulation-based Approach to Measuring Team Situational Awareness in Emergency Medicine: A Multicenter, Observational Study

著者 (11件)： Rosenman Elizabeth D. (Division of Emergency Medicine, University of Washington, Seattle, WA) ,  Dixon Aurora J. (Department of Psychology, Michigan State University, East Lansing, MI) ,  Webb Jessica M. (Department of Psychology, Michigan State University, East Lansing, MI) ,  Brolliar Sarah (Division of Emergency Medicine, University of Washington, Seattle, WA) ,  Golden Simon J. (Department of Psychology, Michigan State University, East Lansing, MI) ,  Jones Kerin A. (Department of Emergency Medicine, Wayne State University, Detroit, MI) ,  Shah Sachita (Division of Emergency Medicine, University of Washington, Seattle, WA) ,  Grand James A. (Department of Psychology, University of Maryland, College Park, MD) ,  Kozlowski Steve W. J. (Department of Psychology, Michigan State University, East Lansing, MI) ,  Chao Georgia T. (Department of Management, Michigan State University, East Lansing, MI) ,  Fernandez Rosemarie (Division of Emergency Medicine, University of Washington, Seattle, WA)
資料名： Academic Emergency Medicine  (Academic Emergency Medicine)
巻： 25  号： 2  ページ： 196-204  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2478A  ISSN： 1069-6563  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 【目的】チーム状況認識(TSA)は効果的なチームワークのための重要であり,予測できない,時間圧力がかかる状況での動的意思決定を支持する。シミュレーションはTSAを開発・評価するためのプラットフォームを提供するが,これらの努力は,準最適測定法により制限されている。本研究の目的は,専門職連携救急医療(EM)チームにおけるTSA測定への新しいアプローチを開発し,評価することであった。【方法】,TSA測定へのアプローチを評価するための多施設,前向き,シミュレーションベースの観察研究を行った。EM研修医,看護師,医学生からなる専門職種間の救急医療チームがワシントン大学(シアトル,WA)とWayne州立大学(デトロイト,MI)で募集した。各チームは,シミュレートされた救急蘇生シナリオを完了した。シミュレーション後の,チームメンバーはTSA測度,共有理解尺度のチーム認知およびチームリーダー有効性尺度を完了した。TSA測度の主題エキスパートレビューとパイロット試験は含有量と応答プロセスの妥当性の証拠を提供した。シミュレーションを記録し,以前に検証された尺度を用いたチーム性能をコードした。TSA測度と他の変数(チーム臨床性能,共有理解のチーム認識,チームリーダーの有効性,チーム経験)の間の関係を調べた。TSA一致計量は,チームの各ダイアドのためのペアワイズ一致を平均化し,チームレベルで一致を得るためにダイアドを通じた平均化によって指数付けされた。共有理解とチームリーダシップ有効性測度のチーム認識のために,個々のチームメンバースコアはチーム内の凝集単一チームスコアを作成した。全結果の記述統計学を計算した。二尾有意性検定(p<0.05)による転帰変数の間の二変量相関を決定するためにPearsonの積率相関を計算した。【結果】は全参加者123人のを対象とし,三人チーム(41チーム)を形成した。すべてのチームが評価シナリオとpostsimulation測定を完了した。TSA一致は0.19~0.9の範囲であり,0.61(±0.17)の平均(±SD)を有していた。TSAはチーム臨床成績(p<0.05)と相関したが共有理解,チームリーダーの有効性,またはチーム経験のチーム知覚と相関しなかった。【結論】チーム状況認識は適応チームを支持し,ヘルスケアシステムのような高信頼性組織のために重要である。シミュレーションを理解することを目的とTSAを測定する研究のためのプラットフォームを提供することができる。本研究は,従来の測定限界を検討し,救急部門システムで一般的に遭遇する高度に動的な,不確実な状況での使用に適していることを学際的チームにおけるTSAのシミュレーションに基づく評価のための実行可能な方法を提供する。将来の研究は,個人,チーム-,とシステム(分散)-レベル認知過程との間の相互作用の発生を理解するために必要である。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 多職種連携 ,  蘇生法 ,  仮説検定 ,  不確実性 ,  ワシントン州 ,  *シミュレーション ,  看護師 ,  パイロット試験 ,  測度 ,  意思決定 ,  相互作用
準シソーラス用語： 認知過程 ,  チームワーク ,  *状況認識 ,  *救急医療 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 看護,看護サービス  (GB07000G) ,  人間機械系  (IB03000G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 救急医療 ,  チーム ,  状況認識 ,  施設 ,  観察 ,  研究