文献

J-GLOBAL ID：201802236332721893   整理番号：18A0971211

海底の技術活動からの多分散堆積物に関する平滑化粒子流体力学(SPH)研究【JST・京大機械翻訳】

A smoothed particle hydrodynamics (SPH) study on polydisperse sediment from technical activities on seabed

著者 (3件)： Tran-Duc Thien (Keppel-NUS Corporate Laboratory, National University of Singapore, Singapore 117576) ,  Phan-Thien Nhan (Keppel-NUS Corporate Laboratory, National University of Singapore, Singapore 117576) ,  Khoo Boo Cheong (Keppel-NUS Corporate Laboratory, National University of Singapore, Singapore 117576)
資料名： Physics of Fluids  (Physics of Fluids)
巻： 30  号： 2  ページ： 023302-023302-11  発行年： 2018年 
JST資料番号： H0052B  ISSN： 1070-6631  CODEN： PHFLE6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 海底における多金属ノジュールを収集する技術活動は,表層堆積物を乱し,それを大気海洋水に再懸濁させる可能性がある。再懸濁多分散サイズ堆積物の輸送は,粒子のサイズ変化が沈降速度の差をもたらす過程である。従って,堆積物のサイズにおける多分散性はモデリング過程で考慮されなければならない。本研究では,12kmの窓内の堆積物輸送をシミュレートし,数値的に解析した。太平洋,ペルー盆地から採取した堆積物特性と海流データをシミュレーションに用いた。再懸濁堆積物の50%以上が24時間後に底に戻ることが分かった。観測された期間中に,大気海洋水中の堆積物濃度は3.5kg/m3を超えなかった。堆積速度は着実に増加し,24時間後に堆積物再懸濁速度の70%に達した。活動により生成された堆積物プルームは,主に非常に微細な堆積物粒子(粘土とシルト)から成り,一方,粗い粒子(砂)は,堆積物中の堆積物中に存在し,発生源の位置から1km以内に存在する。再懸濁堆積物の堆積過程は,流速が0.05m/s(中電流)から0.1m/s(強電流)に増加すると著しく変化することも分かった。堆積物源が堆積物の散乱効果により地域上で連続的に移動するので,強い堆積物堆積傾向も観測された。(翻訳著者抄録)【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *海底 ,  盆地 ,  プルーム ,  沈降速度 ,  *多分散性 ,  太平洋 ,  粘土 ,  海洋 ,  堆積物供給源 ,  流速 ,  モデリング ,  堆積速度 ,  海流 ,  *堆積物
準シソーラス用語： 再懸濁 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 不均質流  (BC02060J)

タイトルに関連する用語 (7件)： 海底 ,  活動 ,  多分散 ,  堆積物 ,  平滑化粒子流体力学 ,  SPH ,  研究