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J-GLOBAL ID：201802236427911212   整理番号：18A0820980

液体中のピコ秒レーザアブレーションにおけるナノ粒子生成の二つの機構:バイモーダルサイズ分布の起源【JST・京大機械翻訳】

Two mechanisms of nanoparticle generation in picosecond laser ablation in liquids: the origin of the bimodal size distribution

著者 (10件)： Shih Cheng-Yu (Department of Materials Science and Engineering, University of Virginia, 395 McCormick Road, Charlottesville, Virginia 22904-4745, USA. [e-mail]) ,  Streubel Rene ,  Heberle Johannes ,  Letzel Alexander ,  Shugaev Maxim V. ,  Wu Chengping ,  Schmidt Michael ,  Goekce Bilal ,  Barcikowski Stephan ,  Zhigilei Leonid V.
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 10  号： 15  ページ： 6900-6910  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 液体中でのパルスレーザアブレーションによる化学的に清浄で環境に優しいナノ粒子の合成は,従来の化学合成法に比べて多くの利点を示し,実験室と工業的応用を引きつけている研究分野に進化した。しかし,ナノ粒子の生成をもたらすプロセスの基本的な理解は依然として不明である。特に,狭いサイズ分布を持つ小さいナノ粒子(数ナノメータ)がより大きい(数十から数百ナノメートルまで)共存することが一般的に観察されている液体中のフェムト秒およびピコ秒レーザアブレーションにおける二峰性ナノ粒子サイズ分布の起源は,今まで説明されていない。本論文では,液体中のピコ秒レーザアブレーションにおけるナノ粒子形成の機構を理解し,二モードのナノ粒子サイズ分布を説明するために,結合計算と実験の努力を適用した。大規模な原子論的シミュレーションの結果は,アブレーションプルームと液体環境の間の動的相互作用の重要な役割を明らかにし,プルーム-液体界面での流体力学的不安定性のシーケンスを通して大きなナノ粒子の生成をもたらし,膨張する金属-液体混合領域での小さなナノ粒子の同時核形成と成長をもたらす。計算予測は,単一パルス実験で発生した主キャビテーション気泡を囲む小さな衛星気泡の出現を示す一連のストロボスコープビデオ撮影実験によって支持される。注意深く時間をかけた二重パルス照射は,シミュレーション結果と一致して,気泡形成の初期段階で液体に注入されたレーザエネルギー堆積(多分大きなナノ粒子)の局在化サイトの存在を示す二次キャビテーション気泡の拡大を引き起こす。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  化学合成 ,  *ピコ秒 ,  気泡 ,  フェムト秒 ,  シミュレーション ,  界面 ,  パルス ,  *レーザアブレーション ,  核形成 ,  プルーム
準シソーラス用語： キャビテーション気泡 ,  原子論的シミュレーション ,  ナノメータ ,  *サイズ分布 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  生物科学研究法一般  (EA03010K)

タイトルに関連する用語 (6件)： 液体中 ,  ピコ秒レーザ ,  アブレーション ,  粒子生成 ,  分布 ,  起源