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J-GLOBAL ID:201802236495488759   整理番号:18A1708646

インドネシア,シナブン火山における2014年に開始された収縮の終わりを推定する方法,ビンガム流体としてのマグマの挙動

Method for estimating the end of the deflation initiated in 2014 at Sinabung volcano, Indonesia, under the assumption that the magma behaves as a Bingham fluid
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資料名:
巻: 70  号: July  ページ: 70:107 (WEB ONLY)  発行年: 2018年07月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,マグマが非圧縮性でビンガム流体として振舞うという仮定の下で2014年に始まったインドネシアのシナブン火山において進行中の収縮の終わりを推定した。最初に,2013年末から2016年12月までの収縮期間に対する変形源の時間的体積変化を推定した。収縮速度は徐々に減少しており,収縮は将来に止まると期待される。次に,円筒状のベントを有する球状貯留層内の非圧縮性流体としてのマグマをモデル化し,モデルに対して推定した体積変化関数を適用することにより,時間の関数として貯留層の絶対圧力を得た。次に,シナブンマグマの降伏応力を,以前導出したシリカ含有量と溶岩の降伏応力との線形関係及び58~60%であることを報告されている2010年から2014年までのシナブン火山灰の測定シリカ含有量から,0.1~3MPaと推定した。貯留層における絶対圧力は,2018年8月と9月の間に降伏応力の下にあると予想され,それはマグマがビンガム流体として振舞うという仮定の下で,貯留層から山頂への移動を停止することを意味する。結果として,シナブンの収縮は,8月と9月の間に終わると推定される。雲仙岳における1991~1995年の収縮と比較して,シナブンの全収縮体積は同程度であるが,シナブンの収縮の継続時間は約1年長い。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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地球熱学,火山物理学 

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