抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】イソプレナリン(ISO)によって誘発されたラット心筋肥大に及ぼすアストラガロシドの保護作用を研究する。【方法】24匹の健康なSPFSD系ラットを,ランダムに4つの群に分割した:対照群(ISO群の等容積の生理食塩水の腹腔内注射,およびアストラガロシド群の等量の生理食塩水の胃内投与)およびISO群[ISO3mg/(kgd)の腹腔内注射]。アストラガロシドIV,およびISO3mg/(kgd)を腹腔内投与した。アストラガロシド溶液5mg/(kg・d)を胃内投与し、各群6匹、計14d治療した。左心室重量指数(左心室質量/体重)を,治療の終わりに算出した。HE染色により左心室肥大状況を観察し、心筋断面積の差異を比較する。心筋ミトコンドリアの活性酸素種(ROS)の生成速度を,プローブとしてジクロロフルオレセイン(DCF)を用いて検出した。心筋のNADPHオキシダーゼ4(NOX4)と心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)の蛋白質発現を,ウェスタンブロット法によって検出した。RT-qPCRを用いて,ラット心筋ANPの転写レベルを検出した。結果:対照群と比較して、ISO群の左心室質量指数が明らかに上昇し、心筋の断面積が拡大し、心筋ミトコンドリアのROS産生速度が速くなり、NOX4蛋白、ANPmRNA及びタンパク発現水準が明らかに上昇した(P<0.05)。ISO+アストラガロシド群はISO群と比較して、上述の指標はいずれも明らかに改善され、主に心筋の断面積が縮小し、ROSの生成速度が遅くなり、NOX4蛋白、ANPmRNA及び蛋白発現が明らかに低下し、統計学的有意差があった(P<0.05)。結論:アストラガロシドはISO誘導ラット心筋肥大に対して適切な保護作用を有し、しかもこの保護作用はアストラガロシドによる酸化ストレスの抑制と関係がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】