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J-GLOBAL ID:201802236608959972   整理番号:18A0511172

マイクロRNA-1271によるCapn4の抑制は結腸直腸癌細胞の増殖と浸潤を阻害する【Powered by NICT】

Suppression of Capn4 by microRNA-1271 impedes the proliferation and invasion of colorectal cancer cells
著者 (6件):
資料名:
巻: 99  ページ: 162-168  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カルパイン小サブユニット1(Capn4)は,悪性腫瘍の発生と進行に重要な役割を果たしていることが示唆されている多くの拠物がある。(CRC)結腸直腸癌におけるCapn4の役割についてはほとんど知られていない。本研究では,CRCにおけるCapn4の潜在的役割とマイクロRNA(miRNA)によるCapn4の調節を検討することを目的とした。,Capn4発現はCRC細胞株で高度に上方調節されることを見出した。siRNAによるCapn4のノックダウンは,CRC細胞株の増殖と浸潤を有意に阻害した。さらに,Capn4のノックダウンはCRC細胞におけるWntシグナル伝達を抑制した。興味深いことに,Capn4はmiR-1271,腫瘍抑制miRNAの標的遺伝子であることが分かった。結果はmiR-1271はCRC細胞におけるCapn4発現を負に調節することを示した。のmiR-1271とCapn4の間の逆相関は,CRC臨床組織を示した。さらに,miR-1271の過剰発現はCRC細胞の増殖,浸潤およびWntシグナル伝達を抑制した。重要なこととして,Capn4発現の回復は,CRC細胞におけるmiR-1271の抗腫瘍効果を有意に改善することを見出した。全体的に見て,これらの結果は,miR-1271はCapn4をダウンレギュレーションすることによりCRC細胞の増殖および浸潤を阻害することを示唆した。著者らの研究は,Capn4とmiR-1271は,CRCの治療のための潜在的な治療標的として役立つ可能性があることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞膜の受容体  ,  消化器の腫よう 
タイトルに関連する用語 (5件):
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